概要
名前の綴りとされるギリシャ神話の神格「Horkos」は、古代ギリシャの正義に含まれる概念のひとつとして、偽りの誓いを行った者に対する呪いを表している。
ヘシオドスの説によると、争いと不和の女神エリスの息子であり、さまざまな苦難を人々にもたらす兄弟神の一柱であるとしている。
近代においては、『指輪物語』が初出の亜人種オークの語源となった死神オルクスが零落した豚顔の悪魔とされることが多いが、これは海外のTRPG『ダンジョン&ドラゴンズ』のぶくぶく太った姿とされるデーモン「オルクス」と、日本の創作で何故か豚顔とされたオークの姿との相乗効果によるものであると考えられている。
悪魔の詳細については →オルクス
創作での扱い
女神転生シリーズ
ブォーノ!ブォーノ!
初出は『真・女神転生』で種族は”邪神”。ドラゴンの頭部が王冠を被った豚顔の魔神になったタウル状の姿で登場した。
『魔神転生』では公式画の構図の姿になり、邪神ベヘモスやゾマのベースとなった。
『真・女神転生if...』では魔神皇によって、飽食の罪で軽子坂高校のとある人物が変えられてしまった存在である。ボスではないので戦うことができず、体内に侵入して真のボスを倒すことになる。
『ストレンジジャーニー』ではセクター・カリーナを支配する魔王として登場した。