概要
CV:長嶝高士
主にシャボンディ諸島周辺で人さらい稼業に精を出す「マクロ一味」のボスで、深海魚マクロファリンクスの魚人。褐色肌でフランキーやポパイのような太い腕、大きく張り出した受け口が特徴で、腰巻きには「深」と書かれている(この他腕に錨マークのタトゥーがある)。
ちなみにマクロファリンクスはフクロウナギの別名で、後にその「フクロウナギ」とアダ名された男が登場したが、もちろん関係はない。
性格は粗野で、アーロンほどでないにしろ人間に偏見を抱いている。
だがかなり間が抜けているうえに愛嬌もあり、訳あって船に乗った人間の少女コアラにもそこそこ心を開いたかのような素振りを見せ、別れの際には部下共々涙を流して惜しんでいた。
部下のギャロやタンスイと共に高値のつく若い女人魚であるケイミーを狙っているがことごとく失敗している。
主な活躍
初登場は扉絵連載「はっちゃんの海底散歩」で、久々に再会したはっちゃんに「伝説のタコ焼き」の在処を記した海図を渡し、ケイミーとパッパグを攫った。しかし海図のありかが指し示すのは巨大な蛸・マッシュの住み家で、「ダマされた」と早合点し激怒したはっちゃんに船ごとボコボコに叩きのめされてしまった。
その後本編にも登場し、トビウオライダーズと結託してはっちゃんを監禁、ケイミーを奪おうとするも、麦わらの一味によりはっちゃんを解放され失敗。
この際どこぞの黄金パターンを彷彿とさせるコントのような名乗り口上をあげた上ではっちゃんと交戦しようとするが、3人纏めてタコ焼きパンチで遠くへ飛ばされた。
そして魚人島編の過去編にて、かつてアーロン一味やジンベエ達と共にフィッシャー・タイガー率いるタイヨウの海賊団に属していたことが判明。
タイガーの死によってジンベエが後任になってからも同行していたが、そのジンベエが王下七武海に加盟すると決めた事に反発し海賊団を去ったという経緯が明かされた。
マクロ一味やアーロン一味は「七武海加盟=人間の手下に成り下がる」と見なしていた節があり、勧誘を受けたジンベエに「そんな話蹴ってしまえ」と否定的な意見を出している。
しかしジンベエは「魚人族の地位向上」「やむ無く海賊として同行している船員も恩赦によって自由の身となる」などのメリットがある事から加盟を決め、完全に失望したアーロンやマクロは各々の部下を率いて離脱。そして現在に至るのだった。