概要
『ONEPIECE』に初めて登場した人魚族の少女。熱帯魚キッシンググラミーの人魚である。魚人族・人魚族側の主人公的な登場人物の1人。
ファッションデザイナーを夢見て勉強中であり、クリミナルブランドのオーナーである人面ヒトデのパッパグに餌(ハマグリ)と引き換えに服飾を学んでいる。
親しい人には誰彼構わず「○○ちん」と付けるため、読者から卑猥な質問が飛んだこともあった。
はっちゃんが負傷してたこ焼き屋が事実上休店になった為、2年後の現在はマダム・シャーリーが経営するカフェで働いている。
プロフィール
本名 | ケイミー |
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年齢 | 16歳→18歳 |
身長 | 197cm |
所属 | 海上たこ焼き屋「タコヤキ8」店員→マーメイドカフェ店員 |
出身地 | 偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国 |
種族 | キッシンググラミーの人魚 |
誕生日 | 11月3日(K=アルファベット11番目、ミー=3) |
星座 | さそり座 |
血液型 | X型 |
好物 | ワカメブリュレ |
初登場 | 単行本50巻 第490話『再び辿りつく』 |
CV | 池澤春菜 |
人物
性格は純真で超が付くほどのお人好しであり、当時、人魚へトラウマにも等しい期待と執着を寄せていたサンジに、近くでハァハァされても全く気にも留めないほど。
ただし、非常に騙されやすくもあり、そのせいで何度もマクロ一味に捕まっている(通算30回以上)。また、海獣にも食べられやすく、かれこれ20回位は食べられている。このため、バッパグはお目付け役としても彼女の面倒を見ている。
はっちゃんとは懇意にあるが、他人から男女の仲を指摘された時は、赤面し慌てふためきながらそれを否定している。よくびっくりし、作中では驚いた拍子に目玉が飛び出て口が大きく開いて舌が波打つなど表情が大きく崩れることが多い。
来歴
元々は扉絵連載『はっちゃんの海底散歩』のキャラで、パッパグ共々海獣に食べられていた所をはっちゃんに助けられ、更にマクロ一味に拉致されそうになった所でまた彼に救われ、たこ焼き屋で働くことになる。
それから月日は流れ、スリラーバークを出航した麦わらの一味にまたも海獣に食われていた所を助けられ、トビウオライダーズと結託したマクロ一味に拘束されたはっちゃんを救助するよう頼み込む。過去の軋轢から当初こそ救助を渋る一行であったが、ナミの快諾とタコ焼きの奢りもありルフィたちは悪党を成敗しはっちゃんを救い出した。
赤い土の大陸越えについて何も知らない麦わらの一味にコーティングの事を伝えると、一行と共に魚人島民の憧れの地・シャボンディ諸島で一流コーティング職人を探すべく散策を開始するが、悪人に捕まり、人間屋で競売にかけられてしまう。
しかし一緒に競売にかけられていたシルバーズ・レイリーにより、既の所で救助され、首輪を取り除かれると以降ははっちゃんと行動を共にする。
2年後では前述の経緯に伴い転職し、安マンションで暮らしていた。魚人島突入により島内湾に投げ出されたルフィ、ウソップ、サンジ、チョッパーの4人を救助し、仲間たちと引き合わせようとするも、紆余曲折あって王宮乗っ取りの片棒を担がされる羽目になるものの、新魚人海賊団との戦いに挑むルフィ達を支援したりはっちゃんの看病に当たっている。
余談
- ネタ
一時的に行動を共にした某一味の骸骨音楽家は「パンツ見せてください」と言うのが一種のお約束(?)だが、ケイミーに対しては、(人魚だから?)「お金貸してください」と発言した。某一味のコックも流石にツッコミを入れた。何故?