概要
東の海のコノミ諸島ココヤシ村に建造されたアーロン一味のアジト。
兄貴分である"海侠のジンベエ"が王下七武海に加盟したのに伴い、海軍襲撃の罪によりインペルダウンに収監されていたアーロンが解放され、ジンベエと仲違いした後に東の海に下野することとなったのだが、そのアーロンが人間に対する復讐のための拠点として作り上げたのがこの「アーロンパーク」である。
アーロンは仲間と共に海軍第16支部を買収し、偉大なる航路から連れてきた海獣と共にコノミ諸島を徹底的な暴力で支配した。やがて東の海一帯を「アーロン帝国」と変え、兵力を蓄えて世界を征服しようと考えていたようだが、その野望は仲間である航海士を泣かせたことで殴りこみをかけた麦わらの一味によって打ち砕かれ、船長以下幹部たちは敗北。本丸は戦闘の余波を受けて倒壊。幹部たちは軒並み海軍によって逮捕され、アーロンパークは完全に消滅した。
構造
「アーロンパーク」という名称は、幼少期の幹部魚人たちが憧れを抱いていたシャボンディ諸島の遊園地「シャボンディパーク」にちなんでおり、間取りや城の外見などはシャボンディパークを模している。
入江はモームが入れるように大きなプールで掘り固められ、人間の客もハチが壺船に載せて運ぶことで近海との交流ができるようになっている。モンキー・D・ルフィは(足を突き刺した岩盤もろとも)アーロンにこの中に投げ込まれ、危うく溺死しかけた。
中枢となる城は五重塔になっており、最上階にはナミを監禁し無理矢理海図を描かせていた測量室がある。それを見て激怒したルフィの「ゴムゴムの戦斧」を受けてアーロンは倒され、その衝撃で城も倒壊した。