「──もうやめたのよ 占いは… 未来なんて 知らない方がいい…」
概要
魚人島に住むアオザメの人魚で普通の人間の3倍程の大きさがある美女。
マーメイドカフェという人魚達が働く店の女店主である。魚人島編の時点で29歳なので、後1年で足が二股に分かれる(と思われる)。
東の海で魚人帝国建国を企みルフィ達に倒された海賊、「ノコギリのアーロン」は12歳離れた腹違いの兄である。
プロフィール
本名 | シャーリー |
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異名 | マダム・シャーリー |
年齢 | 29歳 |
身長 | 520cm |
所属 | マーメイドカフェ店長 |
種族 | アオザメの人魚 |
能力 | 未来予知 |
出身地 | 偉大なる航路 魚人島 リュウグウ王国(魚人街) |
誕生日 | 9月9日 |
血液型 | XF型 |
好物 | バラジャム入りの紅茶 |
CV | 朴璐美 |
特徴
水晶占いを得意としている。その占いの的中度はかなり高いもので、今まで何度も大事件の到来を言い当てている。そのため信用度も高く、占いでルフィが魚人島を破滅させる存在だと出たと言った途端、一味が島中のお尋ね者となってしまう程である。しかし、未来を見てしまう自分の能力が嫌になってしまったようで、最近は占いをしないようにしている。
性格
魚人街で生まれ育ったものの、兄であるアーロンと違い、人間には敵意を持っていない。面倒見も良く、仲間とはぐれて魚人島にやってきたルフィ、チョッパー、サンジ、ウソップにカフェの女子寮の一室(ケイミーの部屋)に泊まらせた。しかし下品な発言をしたルフィには激怒していた。
またホーディに対して臆さずに忠告する度胸も持っている(だがその後ホーディの攻撃を受け、怪我をしてしまう)。
来歴
作中でアーロンは早々に親から捨てられており、「魚人街」と呼ばれるスラム街でジンベエらと暮らしていたのだが、アーロンが15歳だったある日突然「アーロンの父」を名乗る魚人が連れてきたのが幼いシャーリー(当時3歳)だった。シャーリーはアーロンと共に魚人街で育つのだが、過激なレイシズムに傾倒していくホーディ・ジョーンズらとは仲が悪かった。
やがて彼女は自立し、魚人街を出て魚人島本島にてマーメイドカフェを経営することとなる。
活躍
登場したのは魚人島編で、ケイミーに連れられてマーメイドカフェにやって来た麦わらの一味のルフィらと面会した。ケイミーと一味が去った後、ルフィに不穏なものを感じたシャーリーは、封印していた未来予知の占いをルフィに対して行い、それにより『ルフィが将来的に魚人島を滅ぼす』という占いの結果を導き出した。これが原因で、一味はたちまちお尋ね者となってしまう。
それから間をおかずに勃発した新魚人海賊団のクーデターを止めるために前述の予言を口にして「お前では魚人島を滅ぼすことは出来ない」と論破するも、激昂したホーディの打水で胸を貫かれてしまう。
怪我を負いながらも、魚人島のために悪逆非道のホーディたちと戦う麦わらの一味を見て「彼らは我々を差別しモノ扱いする愚かな人間たちではない」と観衆に訴えた。
反乱終結後は自ら水晶玉を叩き割り、二度と占いをしないことを決意する。
なお、反乱終結後は魚人島は古い慣習を捨てて大きく変わることになったので、彼女の『ルフィが将来的に魚人島を滅ぼす』という予言は『ルフィが将来的に「古い慣習や差別に縛られた従来の」魚人島を滅ぼす』という意味で当たった事になる。
また、ワノ国編のロジャー・おでん達の航海の中で幼い頃のシャーリーが登場。
ワノ国に現れる開国のきっかけとなる人物の到来と、訪れる年を占ってあげている。