ブリス星人
ぶりすせいじん
概要
エイダシク星人同様に星団評議会から認められない違法移民種族の1つで、口と鼻が無く、4対の目しかない甲殻類の様な顔をした宇宙人で、諸星が初めての実戦で対決した人物。
劇中で起きた佐山レナに関わる怪奇連続殺人事件の関係者にして実行犯だが、実際にはイガル星人・ピグモンに金で雇われていたただの殺し屋で、更にその背後にはさらにどす黒い深い闇が存在していた。
背中のジェネレーターをマウントし、両腕に仕込まれた発生装置から強力な衝撃波を放つ武装を装備しており、その威力は人体を液状に破壊して飛び散らせ(そのため殺害現場には人型の血痕が壁に残る)、最大出力で放てば家屋が数件破壊されるほどの威力を持つ。
拳銃の弾丸が通じない程の体を持つが、諸星曰く、無抵抗の人間を殺していっぱしの犯罪者になったつもりの『チンピラ星人』に過ぎず、エイダシク星人やエースキラーなどと比べると戦闘能力は上記の武器に依存している印象が強く、実戦経験が乏しい『素人』と思われる。
実際、違法武器が通じなくなると途端に弱腰になるほどである。
遠藤庸介たちの囮捜査に引っかかって姿を現し、イガル星人が現れると思い込んでいた彼らを逆に追い詰めるが、同じく事件を調べて遠藤たちを利用していた科学特捜隊の出動要請を受けやって来た諸星に「ただのチンピラ」と散々酷評された上に軽くあしらわれた上に片腕をもぎ取られ命の危機に瀕した為、事件の真相を話すといって必死に命乞いをするが聞き入れられず抹殺されてしまった。
余談
セブンスーツの最初の相手である事と、アニメでの配色、遠藤達が囮の場としてボロアパートにちゃぶ台がある一室を用いた事などから、メトロン星人を彷彿させる。
狂暴な性格と腕に武器を仕込むのはメトロン星人Jr.、アイドル絡みの事件に関わっている事はメトロン星人ジェイスを思わせる(ただし、後者はマナーの良いアイドルオタクの鑑である)。
更に、アニメ版では異星人街にて別個体が住民として暮らしている(こちらは頭が青い)。
こちらの個体が普通に暮らせていて、諸星が目撃してもスルーしている事から、本来は平和的に生活できる種族で、諸星と戦った個体が犯罪者なだけという可能性が考えられる。