スーパー戦隊シリーズの事については、手裏剣戦隊ニンニンジャーを参照。
概要
にんじゃ型メダロット
影に隠れ、影に生きる、素早い身のこなしで闇夜を駆ける忍者を模した、男型のNIN型メダロット。
主にシノビックパークなどでエンカウントする忍者が使用する機体としての他、ロボトル監視衛星『テラカドくん』の機体として登場する事が多い。
媒体によって頭部パーツの名前と仕様が変化する。
性能(初代・2より)
- 頭部 かすみあみ
まもる行動 かくとうトラップ
- 右腕 くない
なぐる行動 ソード
- 左腕 にんじゃとう
がむしゃら行動 ソード
- 脚部 しのびあし
二脚
劇中の活躍
初代メダロット
初代メダロットではシノビックパークでエンカウントできる忍者から入手できる。
土産屋でも購入できるが頭部と脚部だけであり、隣の民家で頭部のかすみあみを失う代わりに両腕と脚部のどれかを手にいれる事ができる。
漫画版
原作では売っていないはずの左腕のにんじゃとうが売られていたりする。
この時には『テラカド2号搭載ロケット打ち上げ』を記念した子供限定で特製パーツの5割引きセールをやっていたので、それにより普段は売っていない商品を取り扱ったのだと思われる。
vsメガファント(ロボロボ団機)や、vs偽メタビーでロクショウに貸す形で、活躍している。
また、イッキ編ではシノビックパークの職員として登場している。
アニメ版
14話に登場。くノ一型のゲットレディと共に、シノビックパークのヒーローショーで正義の忍者ヒーロー『ニンジャーズ』として登場している。
しかし、ロボロボ団によってメダルを入れ換えられ、スタッフや観客を攻撃した。おい、メダロット三原則はどうした。
その後、からくり城にてメタビーとブラスとロボトルし、『木の葉隠れ』や『分身の術』などの忍術で翻弄した。
メダロット4
メダロット3にてテラカドくんとして登場したが実装されず、今作でシノビックパーク復活と共に再登場した。
頭部パーツの名前が『かくれみの』に改名し、メダロット弐COREでも採用されている。
メダロットDS
頭部パーツの名前が『カミカゼ』になり、かくとうトラップから新技トルネードに変更された。
文字通り竜巻を起こして攻撃する射撃武器で、砂漠フィールドで威力が上がる。
メダロット7
トルネードの仕様が変わり、相手に停止に似たトルネードの症状を付与する。
トルネードの症状の間は飛行パーツ同様にアンチエアに弱くなる。
メダロット8
序盤のピペリン橋で、野良メダロットとしてエンカウントする。
両腕が新機能『コンボ』対応パーツとなり、素早い連続攻撃を可能にした。
脚部特性として、チャージゲージMAXで一度だけ自身にステルス(隠蔽)の効果を付与する『イリュージョン』を持っている。
メダロット9
脚部特性が、チャージ完了時に自身にコンシール(ねらいうち・がむしゃらを無効化する)を付与する『ミラージュ』に変わる。
テラカドくん
メダロット社・ロボトル協会が運用するロボトル監視衛星。
ニンニンジャの脚部が人工衛星みたいになった見た目をしており、衛星軌道上からレフェリーを介した公式ロボトルの様子を観察する。
レフェリーの指示に従わない、もしくはレフェリーに暴力を振るった違反者を確認すると、宇宙から吹き矢を発射して粛清する。
口調は忍者らしく「~でござる」。
宇宙から吹き矢を発射して、地上にいる違反者を狙撃する。大事な事なので2回言いました。
この吹き矢は、大気圏の高熱に耐え、尚且つ刺さっても気絶程度で済む優れものである。
メダロット三原則はどうしたとツッコミたいが、どの媒体でも犠牲者はロボロボ団であり(※)、普通の人間が違反を犯した場合はどうなるかは不明。
※ロボロボ団はメダロットから人間として扱われていないので、メダロット三原則範囲外である。
初登場は漫画版のヒカル編で、ミスターうるちを蹴り飛ばした『夜泣きのイナゴ』に対し、屋内にいるにも拘わらず、宇宙から的確に首元に吹き矢を突き刺した。どこぞのスナイパーもビックリな狙撃能力である。
後にゲットレディの『テラカド2号』を打ち上げる予定が、ロボロボ団によってメガファントにすり替えられ、自身もロボロボ団の策略で軌道をずらされ、墜落しそうになる。
しかし、作戦を担当していたイナゴがまたもやテラカド2号に至近距離から吹き矢を撃たれて気絶してしまう。
その後、宇宙空間でメガファントに苦戦するメタビーの元に、ちょうど落下軌道上だったため駆けつけ(この時、頭に傷があり、これのせいで衛星軌道上からずれたと思われる)、メガファントの衛星部分を両断して勝利する。
しかし、メガファントに勝利しても墜落の危機は去っておらず、メタビーに自分の影に隠れる事で大気圏突入から彼を守った。テラカドくんも、大気圏で燃え尽きる前にメタビーにメダルを抜かれたので助かっている。
ビーストマスターとの最終決戦では、政府の要請で多数の同型機と共に衛星軌道上から超高出力レーザー砲でセレクトビルもろとも怪電波発生装置を攻撃しようとした。
テラカドくん達はビルにヒカル達が潜入している事を知らないため、メダロット博士達はテレビ局に連絡して攻撃を止めさせようとするが、同様に何も知らない人達がテラカドくん達に向けて応援メッセージを送っているため回線が混雑していた。
しかし、それを察知したビーストマスターのデスブラストによって全滅してしまう(そのおかげでヒカル達は助かった訳だが)。
その後は何とか生還したようで、病院で療養していた。
イッキ編では鮟蔵具左衛門の策略でミスターうるち共々クビになってしまう。しかし、ニモウサクユウキの告発で計画が崩れたため、ミスターうるちと共に帰ってきたと思われる。
その後、メダロット社からの要請で、月の裏側を捜索した。
アニメ版では6話にて、ワイアーニンジャのテラカド3号が登場。
漫画版よろしく、うるちに暴力を振るったサケカースを吹き矢で粛清した。
メダロットRでは、終盤でメダルストーンの力でメダルゴッド達ロボロボ団に操られ、イッキに負けた上に情報を漏らそうとした偽レトルトと偽レトルトレディ、ピンクダックを吹き矢で粛清した。
メダロット3では、第1章冒頭のテレビ放送に登場。漫画版と同じくニンニンジャである。
宇宙にいたためエレクトラの磁気嵐の被害を受けなかったが、残念ながら本編中では実装されていない。
一応、ランダムエンカウントで忍者が登場するが、使用するのは何故か電子レンジ型のでんしレンジャーである。……解せぬ。
ロボロボ団に捕獲され、メダロットRの時のように改造されそうになるも、案の定吹き矢で撃退した。
しかし、ロボロボ団を操っていたブラックデビルの真の目的は、そのドタバタの隙に邪魔されずに自分のUFOで月に向かうことであり、まんまと成功されてしまう。