みなとみらいとは、神奈川県横浜市中区・西区にある地域。正式名称は『横浜みなとみらい21』。
略称では「MM21」がよく使われている。
概要
横浜駅前と旧市街(関内)の間の沿岸部に広がる再開発地域。
古くは三菱造船所があり、現在でもその名残といえるドック跡がある。
横浜駅前と関内との間には丘陵があり市街地が連続していないため、埋め立て新市街を作ろうという計画自体は1970年代には浮上していた。これに東京の事務・企業を分散させる「業務核都市構想」が結びついてできたのが『横浜みなとみらい21』計画である。なお、この「業務核都市構想」下でさいたま新都心、幕張新都心も計画されている。
やがて、関内に近い桜木町駅側では80年代後期の横浜博覧会、90年代初頭のランドマークタワー建設などが行われたが、当初の計画での企業誘致はバブル崩壊の影響で大幅に遅れ、2000年代初頭まで、企業誘致先と当初計画されていた横浜駅側の大半にはただっぴろい草原や空地が広がっていた。ここにようやく建物が建つのは、2000年代後半、みなとみらい線が開通したころである。
ドラマや映画のロケ地も多く、横浜の名所が多く集まっている地域である。
よく幕張新都心と比較されるが、あちらは東京副都心的な要素を持ち成田空港が近い為、IBMやQVC、コストコ等のアメリカ色が強いのに対し、こちらは横浜都心部の一角であり、米軍問題で噴出している地域且つ中国との貿易を受けている地域なので上海市や香港あたりの色が強い為、似て非なるものである。
実際に中国=神奈川県と言う例え(千葉はメキシコ、東京がアメリカ合衆国、埼玉がカナダ。)も多く、みなとみらいも中国の影響が多々ある。
その為、アメリカ企業より中国企業の方が立地している事が多いのがみなとみらい21の特徴である。
大きく分けて2つの地区に分かれている。
中央地区
住所は西区みなとみらいで、この地区のみがみなとみらいだと思っている人が多い。最寄り駅はみなとみらい駅または新高島駅。
新港地区
住所は中区新港。最寄り駅は馬車道駅または日本大通り駅。
- 横浜赤レンガ倉庫
- よこはまコスモワールド(大観覧車)※一部施設は中央地区
- 横浜ワールドポーターズ
- カップヌードルミュージアム
交通アクセス
地区によって異なり、最寄り駅が横浜駅だったりみなとみらい線の駅だったりまちまち。
JR沿線の中心部への最寄駅は根岸線の桜木町駅(横浜市営地下鉄ブルーラインの駅を併設)だが、歩くのに10~15分程度時間がかかる。
関連タグ
横浜 横浜港 山下町 関内 中華街 ベイブリッジ/横浜ベイブリッジ