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概要編集

2018年10月27日公開のプリキュア映画25作品目で、正式タイトルは『映画HUGっと!プリキュア♡ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』

なお、正式タイトルに使われる♡はURLではエンコードが必要な特殊文字であるためタグや百科事典項目では推奨されない。


プリキュア15周年記念映画」と銘打たれる。同年3月16日に公式サイトが立ち上げられた。

公開時最新作『HUGっと!プリキュア』のメンバーとプリキュアシリーズ初代チームのキュアブラック&キュアホワイトがメインキャラクターとして活躍するクロスオーバー作品であり、さらにはそれ以外の48人の歴代プリキュアも声付きで出演する。このうちプリキュア映画初登場になるのは『HUGっと!プリキュア』のキュアマシェリ&キュアアムールの2人である。

プリキュアオールスターズが総登場するのは映画『プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』以来2年半ぶり、登場する歴代プリキュア全員に声がつくのは映画『プリキュアオールスターズDX3』以来7年半ぶりになる。


元々、本作はタイトル通り『HUGっと!プリキュア』と『ふたりはプリキュア』の共演映画として企画が進んでおり、15周年記念作であることからオールスターズ復活(これも発案当初は主人公限定)という形になった経緯がある。

また、あくまで『HUGっと!プリキュア』の映画であるという方針から、はなを主体とした話として制作されている。


映画プリキュアドリームスターズ!』の宮本浩史が監督を務め、それと同様に2D作画と3DCGが融合した作品となっており、全プリキュアに対して3DCGによるバトルシーンが用意されている。

声の収録は2期に分けて行われ、2D作画パートは8月にアフレコされたが、3DCGパートはなんと『HUGっと!プリキュア』TV本編放映前の1月にプレスコされている。15周年記念作だけあってプリキュア映画としては例年にない長期に渡るスケジュールで作られたようだ。


ゲストキャラクターとして、プリキュアの敵となるミデン役で宮野真守が、レポーター役でモデル・女優の山本美月が出演。山本は映画宣伝隊長も務める。


同年6月17日にポスタービジュアルが公開され歴代プリキュア55人と謎の白い怪物の姿が明らかになったが、うち48名のプリキュアが3頭身の「ベビープリキュア」の姿で描かれていた。これはそれぞれのプリキュアが記憶を失って幼児化した姿であり、本作の中核になるギミックでもある。

なおプリキュアオールスターズ関係のコンテンツで毎度話題になるキュアエコーキュアモフルンの扱いについては「一切登場しないし、存在の言及もされない」という形である(但しモフルンについては少し特殊な形で登場する。また出ない代わりなのか、映画パンフレットではこの2人の紹介記述がある)。


スタッフについてはプロデューサーに『キラキラ☆プリキュアアラモード』等で同職を務めた神木優。監督は上述した通り宮本浩史。脚本は『Go!プリンセスプリキュア』や『キラキラ☆プリキュアアラモード』においてサブで参加されていた香村純子。2D作画シーンでの総作画監督は『ふたりはプリキュア』シリーズでキャラクターデザインを担当した稲上晃。音楽はハグプリTV本編同様林ゆうきが担当する。


なおプリキュア映画恒例となる映画限定のパワーアップフォームについては本映画には登場していないがハグプリTV本編にも出ているチアフルスタイルは登場している。


EDでは初代作主題歌のアレンジ版に合わせて歴代プリキュア55人による圧巻のCGダンスが繰り広げられる。この映像は『HUGっと!プリキュア』第22話と第36・37話(下記参照)のEDでも使用された。映画でも恒例だったEDダンスだが、実は『映画魔法つかいプリキュア!』以来約2年ぶり、クロスオーバー映画では『奇跡の魔法』以来2年半ぶりの復活だったりする。


興行収入は『プリキュアオールスターズDX2』を超え、シリーズ歴代最高記録を更新。この記録は『プリキュアオールスターズF』公開まで5年間保持した。


TVシリーズとの連動編集

映画との連動企画として、公開直前に放映された『HUGっと!プリキュア』本編第36・37話が歴代プリキュアが登場する特別エピソードとなった。これについての詳細はTV版プリキュアオールスターズの項目を参照。

なお、この第36・37話では「ハグプリ組は愛崎えみるとルールー以外九条ひかりを除く初代組とまほプリ組とプリアラ組とは(薬師寺さあやは春日野うららの事も)すでに知り合いだが、その他のプリキュアとは初対面」という扱いで、今回の映画の方では「ハグプリ組はすでに他のプリキュアのことを知っている」という扱いになっている。

なので、第36・37話を映画の前日談と解釈してもいいのだが、一部の設定が異なっていることから、公式からは「TV本編と映画は厳密にはパラレルワールド」と回答されている。


ギネス認定編集

登場するプリキュアの人数が55人であることから公開日の2018年10月27日付で本映画が「アニメ映画に登場する最も多いマジカル戦士の数(Most magical warriors in an anime film)」でギネス世界記録に認定された

このギネス認定における登場人数カウントの基準が「ちゃんとしたセリフとバトルシーンが用意されている」ということであったため、認定証はプリキュア役を演じた55人の声優達に送られている。

なお、ギネス世界記録への申請が決まったタイミングで全員分にセリフを追加することが決まったとのこと。


入場者プレゼント編集

前売券発売は同年7月13日からとなり、「いっしょにあそぼう♡ベビープリキュアシール」がピンクとブルーの2種類で全国合計各4万個限定でプレゼントされる。


またプリキュア映画恒例のミラクルライトが登場し、本映画では「ミラクル♡メモリーズライト」および「ミライクリスタル~キュアエール&キュアブラック~」が中学生以下の小人にプレゼントされる(ミライクリスタルは全国先着20万名限定)。


ストーリー編集

歴代プリキュアが「プリキュアの想い出」を狙うミデンによって小さな子供にされてしまった。想い出を奪われたプリキュアはこれまでのことをすべて忘れてしまうという。

残るは『HUGっと!プリキュア』のキュアエール達と『ふたりはプリキュア』のキュアブラック&キュアホワイトの7人だけになり、エール達は歴代プリキュアの想い出を取り戻すため、互いに協力してミデンに立ち向かうことになる。


登場キャラクター編集

プリキュア&妖精編集

太字はメインキャラクターとなるプリキュア

HUGっと!プリキュア編集

愛崎えみるとルールー・アムールは映画初登場。


ふたりはプリキュア&ふたりはプリキュアMaxHeart編集


ふたりはプリキュアSplash☆Star編集


Yes!プリキュア5&Yes!プリキュア5GoGo!編集


フレッシュプリキュア編集


ハートキャッチプリキュア編集


スイートプリキュア編集


スマイルプリキュア編集


ドキドキ!プリキュア編集


ハピネスチャージプリキュア!編集


Go!プリンセスプリキュア編集


魔法つかいプリキュア!編集

花海ことははオールスターズ映画初登場。


キラキラ☆プリキュアアラモード編集

全員オールスターズ映画初登場。


本映画オリジナルキャラクター編集


スタッフ編集

  • 原作:東堂いづみ
  • 監督:宮本浩史
  • 脚本:香村純子
  • 総作画監督:稲上晃
  • 音楽:林ゆうき
  • 美術監督:杉本智美
  • BGコンセプトアーティスト:澤井富士彦
  • CGディレクター:カトウヤスヒロ
  • CGアニメーションスーパーバイザー:金井弘樹
  • 色彩設計:竹澤聡
  • 撮影監督:石塚恵子・高橋賢司

主題歌編集

エンディング編集

挿入歌編集


ソフト化編集

DVD/ブルーレイは2019年3月6日にリリース。

それぞれ特典・特典映像付きの『特装版』がある。


地上波放送編集

2022年3月20日から4月3日の3週に渡って、ABC・テレビ朝日系列で通常のプリキュア放送枠に放送される。いわゆる初の映画分割放送で、東映アニメーションの不正アクセスによる影響で、延期になったデリシャスパーティ♡プリキュアの代替放送となる。

不正アクセス撲滅運動

プリキュアスタッフさんたちにエールを…


ちなみに、コロナ禍の時(当時はヒーリングっど♥プリキュア)とは違い、デリシャスパーティ♡プリキュアは放送開始からまだ5話しか経過していないため、仮に4月10日以降も延期になった場合、おさらいセレクション(実質再放送)でも話数が足りない状況になりかねないのである。こうした事情もあり、今回は上記の映画分割放送も挿入したものと思われる。


その後、2023年1月3日10時 - 11時20分にTOKYO MXの新春特番として、地上波では初のノーカットでのテレビ放送が行われた。


関連動画編集

特報

予告


関連項目編集

HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア  ふたりはプリキュアMaxHeart

プリキュアオールスターズ プリキュア一覧


スーパーヒーロー戦記:こちらは仮面ライダー50周年とスーパー戦隊45作品を記念したクロスオーバー作品。



関連サイト編集

公式サイト

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