概要
ベーリング海はカムチャツカ半島、チュコト半島(いずれもロシア領)と
スワート半島、アラスカ半島とアラスカ本土(いずれもアメリカ領)、
また、ベーリング海峡からは北極海に通じる。
その寒さゆえに、太平洋で発生した台風や熱帯性低気圧の大部分が最後に行きつく場所でもあり、低気圧の墓場とも呼ばれている。
鮭やカニの漁業で有名だが波が激しく、数多の漁船を葬ってきた。
ヴィトゥス・ベーリングという人が発見したためつけたもの。
実際はアメリカとロシアの大陸が分断されているのか否かの調査を行った際、
分断されていると証明した功績でつけたものである。
自然環境
北極に近いため当然ながら寒く、また上記した通り波も荒いためか
危険海域の一つとなっている。
また、ここにはステラーカイギュウがいたがヨーロッパ人の乱獲で絶滅してしまった。
その他
カニをとる蟹工船が有名。
アリューシャン方面作戦で沈んだ日本駆逐艦「朧」の船体が沈んでいるといわれ
また、周辺のキスカなどでは駆逐艦「子日」、駆逐艦「霰」も沈んでいるといわれる。