概要
相手の唇(表情筋)の動きを見て、聞こえない言葉の意味を推測する技術のこと。
現実では聴覚障害者が手話等と併用する形で使用することがある。
フィクションでは前述の聴覚障害者のほか、諜報員が遠距離で交わされている会話を読み取る際に使用するなど、スパイ活動に用いられることが多い。
しかし、相手の発音や滑舌の悪さなどから唇の動きが異質だったり、同音異義語や固有名詞が混ざる事で字の区切りが不明瞭になったり文脈がわからなくなり、極端な話、本人が全くアクセントも音も知らない海外の言語などが混ざれば、解読は不可能になる。例え外国語が混ざらなくても、上記の様に不確定要素が多く、フィクションにある様に相手の言葉を一字一句察するのは熟練者でも困難である。
同じ読みの「読心術」は「心を読み取る技術または超能力」なので、意味合いが大分異なる。
読唇術の使い手
- アンソニー・レスター(DEATHNOTE)
- 綾崎ハヤテ(ハヤテのごとく!)…上記アンソニーのパロディとして使用したが、失敗した。
- 葛城ミサト(新世紀エヴァンゲリオン)…使おうとしたが相手の唇を視認出来ず失敗した。
- コダイスミオ(シルバー事件)
- ジャスティン=ロウ(ソウルイーター)
- 中津静流(Rewrite)
- マドラックス(MADLAX)
- 渡久地東亜(ONE OUTS)