ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

聖剣伝説3』の主人公の一人。

広大な砂漠が広がるファ・ザード大陸を中心に活動する「ナバール盗賊団」の一員。盗みの技術に関しては、組織の中でも1・2位を争うほどの腕前を持つ。天涯孤独の身だったが、盗賊団の長フレイムカーンに拾われてからは彼の息子であるイーグルや娘のジェシカと共に実の子供のように育てられた。

砂漠の民ということもあり、褐色肌が印象的なラテン系な雰囲気の、目鼻立ちの整った美青年。紫色の長髪を背中でひとつに纏めて下げている。

性格

表向きはキザでロマンチストだが、その本質は冷静沈着で情に厚く、ユーモアも忘れない好漢。女好きでもあり、NPCとして登場した際には女性キャラ(アンジェラリース)に対して歯の浮くような台詞でナンパすることもあった。

リメイク版では、個別OPのジャドへ向かう船上で乗客の女性に何やら熱心に言葉をかけている姿が確認された。女性的な姿のボスキャラ(果ては裏ボスのこの人)との戦闘時にも、「美人」だと外見に関しては褒めている。仲間に入れた状態でフォルセナに行くと、デュランの伯母のステラまでナンパしていたことが判明するなどストライクゾーンが広い。

とはいえ、決して男性を邪険にするというわけではなく、男性主人公に対しても細やかな心配りを節々にみせている。後に美獣の魔術から解放されたニキータが町の人々に甚振られている場面に出くわした際には割って入り膝をついて謝罪していた。また洗脳によって美獣側についた同僚のビル、ベンに対しても、終始考え直すように訴え続けるなど、他者への思いやりは非常に深いことが伺える。

一方で幽霊船のイベントでは、呪いによって亡霊になってしまった時は「死にたくねえ! 死にたくねえよー!」と大慌てしてフェアリーから「うるさいわね」と言われるなど情けない面も持つ。

活躍

ある時、行方不明となったフレイムカーンがイザベラという美女を連れて戻ってくる。その日以来、フレイムカーンはこれまで義賊として活動してきた盗賊団の方針を変え、風の王国ローラントを奪い「ナバール王国」の建国を目論むようになる。

息子のイーグルは、イザベラが来てから父がおかしくなったと彼女を疑い、ホークアイと協力して寝室にいる二人を探ろうとする。結果、イザベラこと“美獣”は、その魔術を用いてフレイムカーンを意のままに操り、盗賊団の実権を掌握していたことが発覚した。現場をおさえたホークアイたちは美獣を成敗しようとするも、直様彼女の魔術によってイーグルが操られ、ホークアイと同士討ちをさせられてしまう。僅かに残された意志でホークアイに討たれることを望むがホークアイは峰打ちでイーグルを止める。

イーグルは正気に戻るも直後の美獣の魔法により死亡、激昂し刃を向けるホークアイを魔法で打ち据えた美獣は「ホークアイが謀反を起こしてイーグルを殺した」と周囲に喧伝し、騙されたナバール兵たちにホークアイは取り押さえられてしまう。牢獄のホークアイから真相を聞こうとするジェシカだったが、美獣によって古の呪いのアイテム「死の首輪」が付けられており、ホークアイは真実を伝えることも出来ず四面楚歌の状況に陥る。

弟分であるニキータの計らいでなんとか牢屋を脱し、ナバールの要塞から逃亡したホークアイは、美獣の陰謀の阻止とジェシカの呪いを解く方法を求め聖都ウェンデルを目指すのだった――。

NPCの場合はローラント奪還イベントでストーリーに絡み、城内で主人公たちに遭遇し一触即発になりかけるが事情を話して見逃してもらい、主人公達に「美獣に会ったら殺さずにできれば捕まえるだけにしてほしい」と頼んで去っていく(パーティにリースがいる場合、ここでリースの頬にキスをする)。ローラント奪還後、パロで住人達に責められているニキータを助けた後、主人公達に迷惑をかけたと言って去っていく。

灼熱の砂漠で、ジェシカを人質にした美獣と主人公達が遭遇した際、後ろからダーツを投げてジェシカを救出し、主人公達に美獣を追いかけるように頼んだ後はジェシカを保護。以降はストーリーからフェードアウトする(ホークアイがパーティーにいる場合はニキータがダーツを投げる)。

性能

武器は短剣。素早さと運が非常に高い、近接型のキャラクター。攻撃力は低いが、二刀流のためケヴィンと同様に二回攻撃でき、火力の低さはそこまで感じない。

リメイク版では、素早さのパラメータが廃止され、長所を一つ失った。しかし、その設定を反映してか、攻撃時の振りが全キャラ中最も早く、手数で攻める戦い方は健在。特に、弱→弱→強(範囲攻撃)は強攻撃を4発叩き込む強力なもので、『アブソーブ』(強攻撃ヒット時、MPを1回復)のように追加効果を付与するアビリティとは非常に相性がいい。

クラス2

レンジャー

『弓矢』『スパイク』『スリープフラワー』『ボディチェンジ』を習得。

攻撃技以外に、他のキャラにはないトリッキーな技を覚える。加えて全体を攻撃できる必殺技「飛燕投」も習得。

リメイク版では、『スリープフラワー』と『状態異常特効』(状態異常の敵への与ダメージを30%アップ)を併用することで、火力を伸ばせるように。

ニンジャ

『手裏剣』『火遁の術』『水遁の術』『雷神の術』『土遁の術』を習得。

忍術はダメージを与えながらデバフを与えるため、アタッカーとデバッファーを兼ねたクラスとなっている。

手裏剣以外の忍術は、各属性に対応した精霊を仲間にしていないと習得出来ないので注意(普通にストーリーを進めていれば、4精霊が仲間になった頃にはCCしているので問題は無いが)。

リメイク版でも特徴は健在で、以前は対象が単体だった必殺技「残影斬」が範囲技となって複数の敵にヒットするようになった。その反面素早さ廃止に伴い、忍術の1つ『土遁の術』から素早さ低下の効果が削除。代わりに、他より威力が高めになった。

ちなみに各属性に対応した4精霊を仲間にしていなくても手裏剣以外の忍術を習得出来る様になった。

クラス3

ワンダラー

『ポイズンバブル』『ルナティック』『トランスシェイプ』『ライフブースター』『オーラウェイブ』『ハーフバニッシュ』『カウンタマジック』『エナジーボール』を習得。『スリープフラワー』『ボディチェンジ』が全体化。

他のキャラは殆ど習得しない月・木属性の魔法を多数習得し、トリッキーさにさらに磨きがかかった。中でも強力なのは『オーラウェイブ』で、必殺技ゲージを一気に満タンにでき、パーティの組み合わせ次第ではとてつもない火力を叩き出す。反面、局地的な効果を持つものが多く、汎用性ではいまひとつ。『ルナティック』はナイトブレードの『凶器攻撃』で攻撃と同時に同効果を与えられるため、影が薄い。

リメイク版では、パーティ全体の能力を底上げするアビリティを覚えるほか、『クリティカルアップII』(クリティカル発生確率を25%アップ)や『クリティカルダメージ』(クリティカル発生時、与ダメージを30%アップ)といった『エナジーボール』との併用がしやすいアビリティも習得。

ローグ

『岩石落下』『地雷』『カッターミサイル』『アックスボンバー』『シルバーダーツ』『円月輪』『ロケットランチャー』『グレネードボム』を習得。『スリープフラワー』『ボディチェンジ』が全体化。

こちらはトラップに特化したクラス。基本的に攻撃のみだが、属性を多数取り揃えている。

リメイク版では、完全にトラップ特化型に調整され、通常攻撃を強化するアビリティは一切覚えない、いっそ清々しいほどの割り切りっぷり。その辺りはリンクアビリティで補うのが望ましい。

ニンジャマスター

『手裏剣』『火遁の術』『水遁の術』『雷神の術』『土遁の術』が全体化。

デバフ効果のある技の対象が全体となったが、撃ちたい相手がほとんどの場合で単独出現するボスになるため、有り難みはあまりない。

リメイク版でも、忍術は旧作に引き続いて全体攻撃で、魔法とは明確に差別化された。今作のボスは、攻撃可能部位が複数に分かれていることが多く、忍術は全ての部位にダメージを与えられるようになり、有用性が大きく増した。一部のファンからは、リメイク版におけるホークアイのクラス3最強と呼ぶ声も。

ナイトブレード

『毒霧ブレス』『火炎ブレス』『含み針』『凶器攻撃』『ブラックレイン』を習得。

ホークアイのクラス3の中で最も攻撃力が高い。このクラス自体が有用なこともあるが、他が微妙すぎてホークアイの最終クラスはナイトブレード一択と言われることも多い。

リメイク版では、『状態異常特効II』(状態異常の敵への与ダメージを40%アップ)や専用アビリティ『ローレスキリング』(状態異常の敵攻撃時、10%の確率で即死させる)といった状態異常の相手に大打撃を与えるクラスに調整された。リンクアビリティ『逆襲』(HP30%以下の時、魔法攻撃力・魔法防御力を30%アップ)の存在もあって、ルーンマスターのアンジェラとは相性がいい。

クラス4

スプリガン

光の最上級クラス。

アヴェンジャー

闇の最上級クラス。

その他

髪色について

元々ホークアイの髪色は銀髪の設定だったが、キャラクターデザイン結城信輝氏に原案が回ってきた時には紫色に変色していて現在の色に落ち着いたという。

余談だが、原作のSFC版ではクラス2の光ルート職「ワンダラー」になった際にカラーリングが銀髪になる。

家族について

本作の前日譚にあたる『聖剣伝説 HEROES of MANA』ではホークアイの両親が明らかになる。

父親が反戦主義者のサンドアロー、母親が当時のナバールの方針に反発し追われる立場になった元部隊長のファルコンだったが、実はファルコンはフレイムカーンの実の娘でイーグルとジェシカにとっては年の離れた姉(異母姉)だった。

つまりファルコンの息子であるホークアイはフレイムカーンにとっては実の孫であり、イーグルとジェシカから見てホークアイは甥であったということになる。

なお「HEROS OF MANA」よりも後に発売された聖剣伝説3本編リメイク版TRIALS of MANAでもSFC版の時と同様にフレイムカーンやイーグルとジェシカがホークアイと血縁関係だったという描写はされなかった。

外部メディアでのホークアイ

LoVA』にゲスト使い魔として参戦。2015年8月26日に実装された。

2017年秋期には「ミリオンアーサーアルカナブラッド」のサポートキャラとして参戦している。

余談

リメイク版に限った話であるが、魔法『ボディチェンジ』を使用した後の敵を攻撃した際、6ケタ代のダメージを与えられたという報告がある。

作中ではジェシカ、リースの二人とロマンス要素があり、場合によってはアンジェラにもエンディングでフラグを立てるため男性主人公中、屈指のモテ男だったりする。

関連タグ

聖剣伝説 聖剣伝説3

砂の要塞ナバール 盗賊 義賊 ホークリ

ロック・コール:旧スクウェア作品の泥棒繋がり。両者ともに短剣使いで担当声優が同じ。青髪ロングの村娘と金髪ロングの女騎士の間で揺れる設定、金髪一本結びの親友がいる設定、銀髪のようで銀髪でない髪も似ている(ただし、本作で言うデュランのポジションで、名前がナンバーに似ている点はリースと共通)。

関連記事