ガジガジ
がじがじ
概要
ペーパーマリオRPGに登場するキャラクター。魚(プクプク?)を模したロボットのような外見のキャラクターで、天然の川、池、海、人工的な水溜まりや水路、さらには公園の噴水など、本作のありとあらゆる水場に潜んでいる。
本作のマリオは(「紙」である事もあってか)自由に水場を泳ぐことができず、ある程度深みのある水に転落してしまうと、このガジガジに追い立てられて水中から空まで垂直に飛び上がり、そのまま飛び込んでしまった場所の近くに落下する形で復帰する(この際に1ダメージが発生する)。前作とは違い、柵などが無い場合は容赦なく水中に落下してしまうため、ちょっとした操作ミスでもガジガジに追い立てられることになる場合は少なくない。
ただし、どれだけ水場に近付いても落下しない限りはガジガジが自ら水上に飛び出して襲い掛かってくるようなことは無く、ボートモードで水上を移動している場合も襲ってこない。また、マリオについてくる仲間だけが水中に落下した場合も出現せず、仲間は何事も無かったかのように復帰する(マリオと一緒に落下した場合は出現するが、ダメージを受けるのはあくまでマリオだけ)。
本作の敵役であるメガバッテン軍団の総督であるバツガルフの部屋は巨大な水槽の中にあり、部屋の窓からはその水槽の中を泳ぎ回る大型のガジガジが複数体確認できる。このため、本作を最後までプレイしているなら、例え水中に落ちなくても必ず目にする事にはなるはず。
敵キャラクターとして戦闘に発展する機会は無く、システム的にはキャラクターというよりも一種の仕掛けのような存在。本編の中ではクリスチーヌのものしりによるテキストの中くらいにしか名前が出てこないため、そもそも名前がある事さえ知らなかったプレイヤーもいるかもしれない。また、上述したようにロボットのような見た目であり、しかしながら天然の河川にでも当然のように住み着いているため、生物なのか機械なのか、はたまたサイボーグの類なのかもよくわからない奇妙なポジションのキャラクターである。