強い念は死後も残るという
概要
通称ピトー。一人称は「ボク」。猫語口調で語尾に「~ニャ」と付けることが多い。
性格は気まぐれでかつ移り気。楽しいことにはつい夢中になってしまうタイプ。逆に興味がないことにはとことん無関心。
王に対する忠誠心は非常に強い。しかしシャウアプフのような理想像は描いてはおらず、有りのままの王を受け入れ従っている。
外見に反して圧倒的な強さを誇る。ネテロをして「あいつ、ワシより強くね?」と言わしめたほど。
ゴンの仇敵
最初に出会ってから約二ヶ月半後、キメラアント討伐隊の宮殿襲撃時に再会する。
この時治療中だったコムギが完治するまで待ってもらうことを条件に、ピトーはペイジンにいるカイトを治すことを約束する。
しかしゴンの容赦のない強靭な意志に危機を感じたピトーは、王に仇をなす敵としてゴンの抹殺を決意する。
「コムギを治せ」
王の意識を変革させた存在として、命懸けでコムギを護る決意をする。
治療を終えた後もコムギを人質にとられたピトーは、ゴンと共にカイトを安置しているペイジンのアジトに向かう。だがプフの策略によりコムギを奪還したと誤解してしまい枷が外れる。
コムギの治療中待ってくれたゴンに対し、「せめて最後くらいは正直でいたい」と考えたピトーは、カイトは既に死んでいて蘇生できないことをゴンに告げる。
しかしこれがゴンを覚醒させる切っ掛けになってしまう・・・
イメージの変遷
初期→→→→→末期
作中では高い人気を誇り、pixivにおけるキメラアント系キャラクターでも投稿数が多い。
登場した当初はカイトやポックルの殺害で、無邪気で容赦のない残酷さが際立つキャラクターだったが、話が進むにつれどんどん人間味を増し、大切なものを守るために戦う姿が描かれた。
またデザインも初期の無機質で中性的なデザインから感情豊かな可愛らしい容貌へと変化している(HUNTER×HUNTER では、話が進むにつれてキャラクターの顔が変わることがたまにある)。ゆえにクラピカやカルトと並ぶ作中三大性別不明キャラクターである。
念能力
特質系能力者
水見式を行ったところ、葉が枯れた。
非常に不気味なオーラの持ち主で、不定形の円は最大半径2kmにも及ぶ。
どれも操り人形に関係する能力なので、ノヴには操作系能力者と誤解されていた。
操り人形(仮称)
操作系の能力。傀儡師姿の念人形を相手にとり憑け操作する能力。
一度に操れる人形の数は非常に多く、人形に任意の台詞を喋らせることもできる。
玩具修理者(ドクターブライス)
外科医姿の念人形を具現化し肉体の修復と改造をさせる能力。ただし死人は腐敗しないように作り直すだけで蘇生は出来ない。
この念人形は発動させた場所から移動させることができず、ピトーは念人形から20メートル以上離れることができない。また使用中は全オーラを集中させなけばならないため、これを発動している間は他の能力を使う事が出来ず、ピトー自身がオーラを纏うことすらできなくなる。
黒子舞想(テレプシコーラ)
ネフェルピトー が全力で闘う時に発現させる能力。
バレリーナを模した念人形を出現させ、ピトー 自身を糸で操らせて戦う。