概要
クラゲは刺胞動物門の中でも、水中を浮遊して生活するゼラチン質の動物の総称で、身体は透明で傘のような形をしている。
さらに身体の下には、刺胞という毒針状の器官を備えた様々な形の触手を垂らしており、それで獲物を麻痺させて捕らえ捕食する。
そのため頭に傘をかぶり、タコ娘やイカ娘、スキュラのように下半身が触手そのものの姿に娘化される場合が多く、傘の縁や触手の形状がレースやリボンを思わせる姿の種もいるため、ドレスなどの衣装を身にまとっているという解釈がなされることがある。
クラゲ鑑賞によって精神がリラックスする効果が見られることから、ゆるふわの癒し系な性格として描かれることもあるが、カツオノエボシやハブクラゲ、キロネックスのように刺されると電気ショックのような激痛が走り、ショック死することもあるほどの猛毒を持つ、所謂デンキクラゲと呼ばれる種もいることから、毒属性である恐ろしい姿で描かれる場合もある。
なお元のクラゲ同様の透明、もしくは半透明の身体を描くためには、それなりの画力が必要となる。