曖昧さ回避
概要
鏡の魔女 その性質は『隠遁』
その性質ゆえ、結界は幾重にも重なる階層から成る。
ひっそりと隠れていたいだけの臆病な魔女であるため、
人や魔法少女の殺害によって魔力を集めるようなことはせず、
結界内に入ってきた魔法少女たちの魔力を僅かに吸収することで、
自分の身を守る層を形成してゆく。
侵入者が増えれば増えるほど、結界の構造もまた、複雑に発展してゆく。
(『マギアレコード』公式サイト内のミラーズの説明文より)
プロフィール
外見
未登場のため不明。
特徴
神浜市某所に存在する「鏡屋敷」の内部に住む魔女。他の魔女とは一線を画した性質を持つ(後述)。
魔女の結界
詳細は果てなしのミラーズを参照
経歴
果てなしのミラーズ
呼び水となりて綻び
梓みふゆをメインとしたイベントストーリーだが、この物語でミラーズの成り立ちと鏡の魔女に関する起こりが初めて明かされた。
本編開始の1年前、やちよとみふゆによってとりまとめられていた神浜市の西側(新西区・水名区・参京区・栄区)の魔法少女と、和泉十七夜によって統括されていた東側(大東区・工匠区)の魔法少女がそれぞれテリトリーを持ち、その中間の位置に当たる都ひなのが中心となっている中央区は中立地帯として機能していた。
しかし、ある日中央区で西側の魔法少女が東側の魔法少女に襲われる、あるいはその逆の事態が発生する。この事件について、丁度テリトリーの扱いなどでトップ会談を行っていたやちよ・みふゆ・十七夜の耳にも入り、真偽の確認を巡って会談は決裂してしまう。
そして疑心暗鬼となったそれぞれの側の魔法少女、さらにはテリトリー争いに巻き込まれる形の中央区の魔法少女は互いに険悪となり、事態は悪化の一途を辿る。
だが、ある日のこと。やちよのチームに属する安名メルの姿に似た魔法少女によって東側の魔法少女が襲われたことで事態が動く。メルはその時刻には学校におり、学校の先輩である十七夜が確認したところ、教職員の証言も得られたのでアリバイが成立した。
このことを踏まえて、みふゆが被害に遭った魔法少女に改めて聞き込むことによって、犯人に気づいたのである。それは中央区に突如現れた、不思議な結界を持つ魔女によるものだった。
その魔女の結界では、魔女がコピーした魔法少女の偽物と戦うことになる。すなわち偽物の魔法少女によって襲われた、これが魔法少女襲撃事件の真相だった。
さらに鏡のように深く分かりづらい結界ではその最深部、そして魔女の本体へたどり着くのも容易ではない。やちよたちは調査を打ちきり、対策を立てることになる。
その後、鏡に誘導されるという魔女の性質を利用して市の東側にある一般人が近づかない廃墟に誘導、管理人をたてて厳重に管理されることになる。こうしてできたのが「果て無しのミラーズ」である。
Magia Clash!〜魔法少女リリカルなのはdetonation〜
果てなしのミラーズが八雲みたま主催の「第1回ミラーズカップ 最強魔法少女チーム決定戦」の会場として使われている。なおこのイベントで結界の深層や全貌と思しきものが明らかになった。
ミラーズランキング
詳細はミラーズランキングを参照。
関連タグ
魔女(魔法少女まどか☆マギカ) 鏡の魔女の手下(Kirico Keepers)
瀬奈みこと:元のなったと思われる魔法少女
以下ネタバレ注意
第2部での扱い(以下ネタバレ注意)
第2部第3章においてある重大な事実が判明する。
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灯花が作った発信器をひかる達プロミストブラッドの面々に付けることに成功、しかしある地点で気づかれ外されてしまう。その信号が途切れた地点を調べると鏡の魔女の魔力を感じた。その話を聞いたみたまはあることを思い出した。
果てなしのミラーズストーリー終盤において、大東区のまやかし町に鏡の魔女の結界が新たに発生し、それに対処するべくみたまが奔走する様が描かれている。その時の使い魔が魔女と化した際の結界は本体の魔女の結界、すなわち鏡屋敷の内部と接続されていた。要はこの接続された結界を行き来することで他の場所に移動ができる、一種のワープゾーンと化している。
そして、やちよとみたまの推論が正しければ、少なくともプロミストブラッドは二木市内にある結界から神浜市に容易に行き来することが出来ているということが成り立つ。これは時女一族など他の魔法少女にも言えることではある。
さらに言えば、神浜市の大元のミラーズを完全に踏破し魔女を撃破できていないため、鏡の魔女は成長している。これはすなわち鏡の魔女の使い魔が全国に存在し成長、魔女となって結界を発生させた場合、神浜市にある大元のミラーズは他のミラーズどうしをつなぐターミナルと化している可能性が出てくる。
神浜市としては侵攻されやすいのはもちろんではあるが、日本全国的、果ては全世界的にミラーズが拡大した場合の影響は計り知れないと言えるだろう。