概要
当記事は、地球連邦軍という別作品で同一の単語が存在することを鑑みて、新規に記事を作成したものである。
作内の立ち位置
SC152年、植民惑星デロイアでは地球に対する不満が高まり、独立運動が勢いを増していた最中、地球連邦軍第8軍フォン・シュタイン大佐率いる部隊がクーデターにより決起、首都カーディナル市でドナン・カシム連邦評議会議長ら評議会の議員たちの身柄を拘束、同惑星の独立を宣言する。結果的にクーデターはドナンの息子クリン・カシムが志願した地球連邦軍の鎮圧部隊に制圧され、フォン・シュタイン大佐も拘束された。しかし、ドナン評議会議長はシュタイン大佐を免罪したうえ、第8軍のデロイア統治を容認。あろうことか自治州に昇格させるという暴挙を行う。一方、ドナン議長は首謀者として事件時にデロイア独立を支持した代議員を投獄、シュタインに呼応して立ち上がった独立運動家をも弾圧していってしまう。
事の真相は、地球百億の民のためにあえてデロイアの民を泣かせる覚悟を決めたドナンが、デロイア独立運動の「ガス抜き」のため、フォン・シュタインと共に仕組んだ狂言であるという、とんでもない立ち位置にいたことが発覚し、連邦軍は極めて政治色の強い立場に追いやられることになる。
軍のクーデターを容認する、あるいは政治的に利用するという、究極のリアルロボットアニメと称される同作品の真骨頂である
軍の性格
基本的にはこの世界に於いて、地球が地球連邦政府と言う一つの国家になったため対外戦争は過去のものとなり、世界は7つの軍管区分かれ、治安維持軍として機能している。治安維持軍として機能している!
第一~七軍
地球連邦の七州にそれぞれ所属する。陸海空軍がが各自治州ごとに一括して7つの軍に編成されている。7つに分けられた地球本土の治安を担っているが、はたしてこの世界の地球連邦軍はどれくらいすっ飛んでいるのだろうか。そもそもが第8軍以外は何をしているのだろうか、非常に疑問が残る。
第八軍
クーデターでデロイア星を掌握することになった、アニメ本編における主な組織。フォン・シュタイン大佐によって運営される。現地人を登用しながらも現地人の制圧や虐殺などばかりを行わせるという事をやっていたため瓦解、 物語後半では各地で基地単位でのゲリラ側への離反という事態に発展した。非常に政治色の強い本作の中でも最も政治的な動きをしている軍隊であるが、先述の通りやっていることは滅茶苦茶である。第8軍というからにはそれなりに数もいるのだろうが、司令官が大佐であるというあたり、連隊(1000人程度)の規模しかないのかもしれない。ただし、他の軍に関する詳細が不明なため、実際の規模は不明である。
主要戦力
MP-2 デューイ
CH-24 グレイハウンド
その他あればどんっどん追記して、どうぞ
地球連邦政府
SC(スペースセンチュリー)以前の過去に起こった国家間の武力紛争を経て樹立した地球を統治する統一国家。
この政府は七つの自治州で構成された連邦制国家で構成している州はヨーロッパはメドール州(クリンやドナンはここの出身)、南米はマルドー州、アジアはテシオ州、オセアニアはマラン州、ロシア(放送当時はソ連)はコホード州、北米はミンガス州、アフリカはローディア州と言う風になっている(後にデロイアも8番目の自治州デロイア州となっている)。
それらは最高意思決定機関である連邦評議会が統治しており、その評議会の代表者たる議長こそが地球連邦の事実上の大統領、国家元首に相当する。
地球はかつての紛争が原因で資源が枯渇気味であり、農産物や鉱産物の多くをデロイアに依存する事で100億人の地球人の生活は成り立っており、地球連邦で消費される鉱物資源の80%はデロイアから産出されている状態にあった。その為かデロイアが独立すれば断交してしまうと言う恐れもあるので独立に反対する意見が多いのだ。
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記事作成:H28.06.25