始めに・・・
この記事には、アニメガンダムビルドダイバーズRe:RISEの物語終盤に関する重大なネタバレ情報が記載されていますので、苦手な方はブラウザバックを推奨いたします。
BUILD_DiVERS「「「「コアチェンジ!リライジング・ゴー!!」」」」
機体設定
機体名 | リライジングガンダム |
---|---|
型式番号 | PFF-X7II/BUiLD DIVERS |
高さ | 29.5m |
重量 | 153.7t |
武装 | ハイパービームサーベル |
必殺技 | グランドクロスキャノン |
概要
(右側のイラスト集における作中及びプラモデル版カラーは7枚目のイラスト)
コアガンダムⅡにウォドムポッド+が脚部に、エクスヴァルキランダーが背部の翼、尾部、頭部パーツに、ガンダムイージスナイトが胴体、肩部、腕部に変形、合体した巨大ガンプラにしてコアガンダムⅡの最強形態(※)。
元々はアルスとの決戦に備えてカザミの出したアイデアが元になっている。見た目が全然違う4機に強引に合体機能を付けたため脚部が大きめのややアンバランスな体系で、一部ファンからは「(二足歩行の)ケンタウロスに見える」と評されている。ちなみにOP「HATENA」のタイトルバックにはリライジングガンダムらしき機体が壁画調で描かれている。
後述の必殺技の発動形態でもあるが、基本性能自体もそれまでを大きく凌駕しており、いわばこの形態そのものがBUILD_DiVERS4人の必殺技ともいえる。
一期における決戦でウォドムポッドの自爆やアヴァランチレックスバスターでも大したダメージを与えられなかった衛星砲を破壊する火力を得る為に、「分離合体機構やサポートメカを持つ機体の場合、個々の部位にリソースが割り振られる」というGBNの仕様を逆用して、相当のリソースを持った4機分のパーツを1機に集中する事で単機では実現出来ない出力と火力を持つ機体を生み出す事を狙ったチーム一丸の秘策。
劇中ではチームの想いを一つにするかの如くドッキングコールを4人で行っており、結成当初はバラバラだったBUILD_DiVERSの成長と結束の強さを象徴する姿でもある。そのことは上記の型番や、最終回ラストで明らかになったBUILD_DiVERSのエムブレムにもこの機体が描かれていることからもわかる。
確認できる武装は後述の必殺技の他には、腕部(イージスナイトの脚部が変形した物)内蔵のハイパービームサーベルがある。
※モビルドールメイやエクスヴァルキランダーの竜人部分、イージスナイトのコアファイターなど各機のコア部分は合体しないので、操縦はヒロト1人で行う。
また、劇中では頭部アンテナはイージスナイトの物のようにも見えるシーン構成で描かれているが、合体シークエンスが表示されている場面を見ればわかるように実際にはエクスヴァルキランダーのパーツである(後述のガンプラでもそちらに準拠)。
なお合体した場合残りのパーツ・ダイバー達は
イージスナイト…コアファイター形態に変形
ウォドム…モビルドールメイに乗り換え
エクスヴァルキランダ―…機体本体(GNガンシールドカスタム&GNグリップダガー装備)が余剰になるためそのまま搭乗
と余剰パーツになっても行動が可能となっており、一応戦闘に参加できる。
グランドクロスキャノン
第24話で習得した必殺技。
機体の前方に魔方陣のような文様を展開し、強力な光線を放つ。その威力は(直接の描写はないが)ロータス要塞を一撃で粉々にし、アルスが放った衛星砲のビームを押し返すほど。
さらに発動時は機体の各部を巡るエネルギーの奔流によって、全身が金色に輝く「グランドクロスカラー」となる。
なお、リライジングガンダム自体はあくまで必殺技とは別に用意されたものであるが、4機分の出力を集約する技なので、合体しないと使用できない。
ガンプラ
HGBD:Rシリーズのユーラヴェンガンダムに付属するコアガンダムⅡに、ウォドムポッド(正確にはウォドムポッド+)、エクスヴァルキランダー、ガンダムイージスナイトを合体させることで再現可能。
ただし、イージスナイトに付属している専用のジョイントパーツが必要。
また、2020年9月に、上記のグランドクロスカラーバージョンのセットとして発売予定。
余談
因みに最初期は全てのパーツを用いた全合体方式で構想が立てられていたが、その後のバランスやボリュームの関係で没になり、結果的に其々3機から必要なパーツをコアガンダムⅡに託す形で合体する事でリライジングガンダムが完成する方式となった。
また人型にまとめる事に固執せず、個性を生かしたまま合体させる事を目指してデザインされたらしく、ボディバランスの歪さはある程度意図された物の様である。
4機が合体するというのは第25話の合体シーンまで伏せられていたのだが(イージスナイトのガンプラに関してネタバレ禁止勧告があった)、ウォドムポッドとエクスヴァルキランダーのガンプラに説明書にない謎ギミックがあったことやコアガンダムⅡが元々アーマーの換装により強化するタイプの機体であること、本編の流れなどから視聴者の大半には予想されていた(次点で全アーマーの合体形態が挙げられていた※)。
むしろ太陽アーマー等のポジションと思われたそれらの機体の名前予想の方が盛り上がっていたという人もおり、たとえば名前の予想には「サンライズガンダム」なんてのもあった。
なお、リライジングガンダム自身も合体完了時にバックに太陽が映し出されたり、必殺技発動時に機体の周囲を惑星をイメージしたかのような複数の光が回ったりと、プラネッツシステムに当て嵌めるなら太陽アーマーのポジションなのは確かな模様。
関連タグ
ガンダムトライオン3…スーパーロボット張りのロマン溢れる合体をしたガンプラ繋がり。地味にウミトライオンが最終話で台詞付きの出番をもらっている。
スーパーショックガンダム…前作に登場した合体ガンプラ、正しコチラは合体時に全てのパーツを使用する全合体方式。
ちなみに上記の二機はそれぞれ合体した機体の力が全て合算された強力な機体という設定になっている。
ライジングガンダム…名前が似ている先輩ガンダム。主武器の一つが弓を模した武装であり、アルスとの最終決戦と並行してヒナタが弓神事を行っていた事も含めて関連付けられている。
リライジングガンダムが登場した25話に小さく登場している。
ガイキング・ザ・グレート…ガイキングLODの主人公最強機体、機体の一部を使う(余剰がある)豪快な合体方法と必殺技と黄金のエフェクトが共通している。相違点は余剰パーツが余りものに陥る点である。
※最終話で各アーマーの部位やウェポンを混ぜて装備する形態が登場した。