残念だが、お前達の頑張り過ぎだ!
CV:乃村健次
概要
超難関ミッション「ロータス・チャレンジ」の主催者。通称「ロータス卿」。
アバターは人型のトカゲ(俗に言うリザードマン)のような姿であり、これは配下のダイバー達も同様。使用機体はマーメイドガンダム。
常に威風堂々としており、敵のボスを彷彿とさせるやや芝居掛かった言動が特徴。
また本人のファイターとしての実力もかなり高い。
ロータス・チャレンジ
ロータスとそのチームメイトが考案、主催するミッション。
大まかな内容としては「ガンプラ5機以内の参加で制限時間15分以内に巨大要塞『ラビアン・クラブ』のコアユニットを破壊する」というもの。
内容は非常にシンプルだが、スタート地点はGBNの地表であり、標的は宇宙空間に駐留している事から、まず地上のマスドライバー基地等からそこまで到達しなければならない(コウイチの挙げた宇宙に上がるGBNでの主な手段は「軌道エレベーター」「マスドライバー」「レーザー推進」「スペースプレーン」など)。その為のシャトルは主催者側から幾つか用意されているものの、到達時間も、含まれている上、どのシャトルを使っても10分近く時間を費やす。
例え要塞まで到達できたとしても、僅かな戦闘時間で無数の空中機雷やマーメイドガンダムプロトタイプ軍団の群れを突破せねばならず、その一角を担うロータス自身が高い実力を誇っていることもあり、突破は困難を極める。
極めつけはコアユニットがIフィールドによって守られている点であり、その強度たるや、ガンダムX5機によるサテライトキャノンの一斉射撃を受けても破壊できなかった程。
この様に数々の難所を持っており、1200回以上の挑戦の中で成功したフォースは0組。それどころか、最強フォースであるAVALONですらクリア出来なかった。
但し、その分得られる報酬も3千万ビルドコインという破格のものである。
このような仕様の為に無理ゲーを(中の人的な意味でも)「強いられているんだ!」と言われかねない難易度だったのだが、最終的にはビルドダイバーズの「スリーアロー」作戦によって初めてクリアされた。
第二次有志連合戦にて
ロータスチャレンジをクリアしたリク達ビルドダイバーズに対し、協力者となる。本人曰く「君たちビルドダイバーズが、また不可能を可能にするというならばそれを見てみたい」「困難なミッションに立ち向かう者が好きなだけ」とのこと。量・質の両面に於いて圧倒的に不利なビルドダイバーズにとっては頼もしすぎる援軍であることは想像に難くない。
ロータス・チャレンジver.エルドラ
続編『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』第24話で再び登場。
奇しくもクリアした同じ名を持つフォースが最大の脅威との決戦に備えた準備の一環として、マギーの口利きから予行演習の場として(おそらく再び直した)ラビアン・クラブを提供。「ロータス・チャレンジver.エルドラ」を開催した。
基本的なルールは同じだが、今回はBUILD_DiVERSからの申し出もあり、特別ルールで
- 地上から宇宙空間へ渡ることは特例として免除される(移動手段は詰めている最中のため)。
- BUILD_DiVERS側が誰か一機でも破壊、又は戦闘続行が不可能にされたらミッション失敗。ただし、制限時間は30分に延長し、再チャレンジは無制限で可(第23話ラストの招待文の段階ではまだ準備段階のためか、勝利条件「15分以内に要塞内部のコアユニット破壊」、敗北条件「チームの全滅、またはミッションタイム15分の経過」とほぼ通常ルールとなっていた)。
となっており、更に壁役を5層に増やしマーメイドガンダムプロトタイプ軍団に加えAVALON、ビルドダイバーズを筆頭にした、GBDオールスター全員(外伝含む)VS4機とというある意味オリジナルのロータス・チャレンジ以上の過酷なミッションとなっている。
BUILD_DiVERSは何回も時間切れや、撃墜されながらも40回もの再チャレンジを経てラビアン・クラブに到達し(この時点では描写は伏せられているが)対アルス用の切り札を発動。この時、「切り札」用の必殺技を取得したことでクラブを(残り制限時間30秒で)粉々に破壊しミッションをクリア。盤石な体制で最終決戦に挑んだ。
第25話ではBUILD_DiVERSは本番に挑んだのだが、「チャンピオンより強いヒトツメなんていない」などと発言しており、実際にシドー・マサキと聖獣クアドルンの援護もあったとはいえ多少の苦戦こそしたものの大勝利を収め、本番よりも練習の方が圧倒的に難易度が上だった事実を示す結果となる。
なお、このチャレンジでヒロトは過去のトラウマの一因でもあるリクと戦っているが、既にトラウマを払拭しつつあったのもあり、恨みや後ろめたさではなく久しく忘れていた「ガンプラバトルを楽しむ気持ち」を抱きながら戦っており、二人の和解のキッカケともなった。
40回もチャレンジしているが、実際にどれほど時間が経過していたのかは不明ではあるが、30分を使いきったのが(制限時間ギリギリでクリアしたラストも含めて)最低でも2回あることから1時間を超えているのは確実であり、一回のチャレンジに2~5分ほどかかっていると推定すると、全体で最低限でも3、4時間程度の時間が費やされている可能性もある。
ロータス・カップ
ガンダムビルドメタバースにおいて姿こそ見当たらないもののエピローグでロータスの名を冠するバトル大会が開催されており、準決勝でリオと師匠の対戦が行われることとなった。
もう一方のブロックでは七代目レディ・カワグチを襲名したマスカリージャが一足先に決勝戦へと駒を進めている。