「製作技術を高めようとせず、データを改竄して強くなろうとするその浅はかな考え、万死に値する!!」
CV:逢坂良太
概要
GBN内では有名なビルダー。フォースランキング3位の『SIMURUG』を率いる。
その工作技術はGBNでもNo.1とも評されるほどに高く、見目麗しい人狐のアバターを使用している。
当初はアバター姿を公開しておらず、滅多に公の場には表れないミステリアスな存在として知られていたが、マスダイバーが起こした偽者事件の一件があった為かep06時点で発売されている模型雑誌関連でアバター姿を公開したようである。
彼はガンプラの造形美を重視する芸術家肌であり、パーツ数が少ないプチッガイすら1体1体異なる色を施し、表情や表現力をジオラマ内部で再現させ、細かな部品すら丁寧に作り込む姿勢はバトルにも多大な影響力をもたらし、ダイバーとしてもマスダイバーのガンプラを一蹴するほどに操縦技術も優れている。
彼にとってガンプラは「愛」であると断言し、そのガンプラへの情熱は深い。
この裏返しとして、他者の作品やスタイルに対しても歯に衣着せぬ物言いでズバズバ切り込んでいき、「愛」に欠けるガンプラやプレイには非情な対応を見せる。
同じハイランクダイバーであるタイガーウルフとは対照的な価値観の違いから仲が悪く、顔を合わせる度に軽口を叩いて彼の脳筋ぶりを馬鹿にしたりお手をさせたりといじり倒している。
しかし、その揉め方は幾分子供じみており、険悪というわけではなく、俗にいう「仲良くケンカしな」な関係である模様(主にシャフリがジェリーポジション)。
さらにマギーを初めとした面々に仲がいいといわれると「よくねぇよ!」と息ぴったりに反論したり、実戦においては個々のスペックの高さと抜群のコンビネーションで圧倒的不利な状況でも猛威を振るう。
使用ガンプラはセラヴィーガンダムシェヘラザード。セラヴィーガンダムの背中に別のガンダムが搭載されていることからモビルスーツではなく戦艦を搭載しようという凄まじい発想力を元に作られた機体である。個人のエリア間移動では自作のワッパ(またはエアロバイク)を使う。
変則フラッグ戦では個人的感情よりも世界の安定を優先して有志連合側に就いてしまう。・・・が、その真意は単にタイガと本気で戦いたかっただけであり、その願望が満たされるとビルドダイバーズ側に寝返り、タイガと共にクジョウ・キョウヤに立ち向かうも、力及ばず倒されるが、ダメージを押しても残存兵力と戦った。
フラッグ戦後ではバグの影響で変異したレイドボスと取り巻きを他のビルダー達と共に相手取った。
ラストミッション後
数ヶ月後、オフ会でリク一行とも出会うが、中東出身のセレブであった様で以前からリアルでも交流しているマギー以外のメンバー特にタイガーことコタローを唖然とさせる(キョウヤに関しては表情を変えていないので分かりにくい)。本名「リュック・アルジェ」(下記画像)。(自家用ジェットで往来し長リムジンで送迎、服装がガチンコの石油王である)
人間世界へやってきたサラの仕掛けの一つを見抜いた上、プログラミングとボディユニットの製作に携わったビルダーに『是非、会ってみたい』と口にしていた。 また、マギーが経営するバーにて開催されたカラオケ大会で「Gの閃光」が持ち歌であることが明かされた
続編ガンダムビルドダイバーズRe:RISEでは弟であるパルヴィーズの回想シーンに何度か登場していたが、第24話で正式に登場。
パルとはGBN内では兄弟であることは表にしていないようだがお互いのアバターやダイバーネームは把握しており、同話の演習では直々に彼に稽古をつけたりと、弟の成長に力を貸している。演習後パルヴィーズが勇気を出して自分にTRANS-AMを使いこなすコツを聞いてきた際には優しい笑みと共に本名で呼び特訓を申し出ている。
なお、タイガーとは相変わらずケンカしてばかりだったりする。
関連タグ
クリム・ニック ハッシュ・ミディ:他のガンダムシリーズにおける中の人繋がり。
瀬名アラタ:他ホビーアニメにおける中の人繋がり。VR系プラモシミュレーションに関係する等の類似箇所あり。
清洲リュウジ:中の人繋がり。同時期のロボットアニメにて、パイロットを務めている点も共通する。
パルヴィーズ:続編「ガンダムビルドダイバーズRe:RISE」に登場する実の弟。事故で足が不自由になった彼にGBNを進めている(当該記事参照)。