概要
虹色に輝きフィールドを気まぐれに浮遊する、スマブラのシンボルロゴが刻まれた宝珠。
ファイターによる攻撃で一定ダメージを与えると破壊され、最後に攻撃を当てたキャラクターがこのアイテムを入手し、一度だけ最後の切りふだと呼ばれる超必殺ワザを使うことができる。
なおアイテムが出現しない状態でも、対戦で余りにも不利(タイム制、ストック制で圧倒的に負けてるなど)だと復活時に最初からきりふだストック状態になる場合がある。
そのため、戦局を一変させるアイテムであり、スマッシュボールが出現した際にはいち早く駆けつけ入手を狙う、スマッシュボールに群がるプレイヤーを逆に待ち構えて迎撃するなど様々な作戦が瞬時に錯綜することになる。
その一方でゲームバランスを一変させるアイテムということもあってか、特にDXからの上級者などにはあまり好まれない傾向もあり、『スマブラX』における賛否両論の槍玉の1つにあげられることも少なくなかった。
ただし、ディレクターの桜井政博氏が語っているような、初心者と上級者の差を縮めるという意味では十分なアイテムといえ、またソニックなど最後のきりふだの存在が他よりも重要となるキャラもいた。
スマブラforでも、最初のPVでサムスがゼロレーザーを放っていたり、WiiFitトレーナーが最後の切りふだと思われるワザを使用していることから、スマッシュボールの存在が推測されていたが、その後桜井氏のMiiverseにおいて正式に続投が発表された。
なお、本作では重量級のキャラクターほどボールを壊しやすくなっており、機動力の低い重量級キャラでは取得しにくいという前作で指摘された問題点の1つが改善されている。
スマブラSPでは、新たに地面を転がるタイプが登場。空中戦が苦手なキャラクターでも取りやすくなった。これ以外にもモンスターボール(マスターボール)でビクティニを出現させた場合、そのキャラクターがこのアイテムを取った状態にするため、即座に発動できたりする。
また、「スマッシュボーム」という偽物が登場。こちらは壊すと十文字爆弾のような爆発を起こす。一応見分け方は存在しており、横線が太くなっていたら偽物である。