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臥王龍鬼の編集履歴

2020-09-07 18:28:54 バージョン

臥王龍鬼

がおうりゅうき

『ケンガンオメガ』に登場するキャラクター

概要

十鬼蛇王馬と瓜二つの顔立ちをしている、『中』出身の青年。光我と同じ年程に思われる。

「拳願仕合に出たい」と拳願会前会長の片原滅堂の下を訪れた後、彼の推薦で山下商事へ行って闘技者となり、そして成島光我とともに山下一夫の家で暮らすことになる。


人物

誰が見ても王馬と見紛う容姿であるが、中身は全く異なる。


のんびりした性格なのか、中々軌道の読めない発言をする事が多い。成島丈二に近いマイペースぶりである。

しかしその内心は「空っぽ」「良い人間でも悪い人間でもない、何もない」「誰も信じてない」と評される程空虚。みだりに人を殺傷するわけではないが、殺人への忌避感や罪悪感と言ったものはまったく無い。

またルールに則った仕合の経験も一切無く、"癖"で相手を殺そうとしてしまうこともある。殺意を少しでも隠そうとする意識も無いため、裏格闘技にある程度のレベルで通じている者なら簡単に感じることができてしまう。

なお「普通の人間は殺さない」という発言や、光我の「虫けら」という言葉に反応して殺意が湧いていた様子を見ると、自分を殺そうとする『蟲』から生き残る術としてそのような感情を植え付けられてきた可能性が推測される。


王馬は人の名前をカタカナフルネームで呼んでいたが、龍鬼は誰に対してもいきなり下の名前で呼ぶ。


キャラ物や動物柄を好むなど、ファッションセンスがとても子供じみており、光我には〝壊滅的〟だと言われる(光我のヤンキーファッションも大概だが)。ワンアクセントに光我が選んでみた伊達メガネをえらく気に入り、それ以来普段から掛ける程好むようになる。


勝手にライバル視してくる光我のことは最初は軽くあしらっていたが、2人で色々なことを経験するうち大切な友達として認識し、殺人衝動の中で光我のことを思い出したり、光我のことで怒るなどの成長を見せている。


使用武術

臥王を名乗るだけあって、臥王流を用いる。王馬の二虎流の原型となった古武術であり、共通点や原理が同じ技が存在するものの、基本的には武器も遣うことを想定した奇襲・暗殺主体の武術であり、一度タネが割れてしまうと防ぐのが容易になるため、現代的な仕合には向かない点も多い。

臥王鴾角がわざわざ二虎流として技術を編纂し直したのも、その弱点ゆえであるとされている。


その他不明点

  • 時折、つい最近まで共に暮していたという「じーちゃん」の存在を口にする。その正体は明らかになっていないが、臥王流最後の継承者・臥王鴾角である可能性が推測される。それ以外の出自については一切不明である。
  • 王馬との接点は武術の流派以外では一切明らかにされていない。山下はDNA鑑定にかけようとしたが『蟲』の襲撃を受けて、できず終いとなっている。



本編

以下ネタバレ注意





「じーちゃん」の言葉に従って闘技者となるために片原滅堂の元に赴くが、フードを被った龍鬼を襲撃者と勘違いした二階堂蓮の攻撃を受ける。これを難なく組み伏せたところに滅堂が現れた。龍鬼がフードを取ると、彼の十鬼蛇王馬そっくりな容姿に滅堂は波乱を予感し、胸を踊らせた。


龍鬼は滅堂の紹介で山下商事へと赴くが、今度は王馬を仇と付け狙う成島光我の襲撃を受ける。ここでも龍鬼はかるく攻撃をいなすが、光我の「虫けら」という一言に豹変。「じゃあ殺す」と凄んだ龍鬼に、光我は死の恐怖を感じる。しかし今度は山下一夫がそこに登場したことでなんとか場が収まった。


龍鬼が闘技者となるための試験として、『ニュージェネレーションズ』の打吹黒狼と仕合を行う。黒狼を臥王流の立ち回りで追い込んだ末、必殺技『スティンガー』を受けるが致命傷にはならず、龍鬼も必殺技『地伏龍』で決めて勝利した。しかしこの直後、"癖"で黒狼を殺してしまうところで、山下と氷室涼金田末吉はこの殺気を感じ取っていた。


山下商事で拳願会の仕組みを秋山楓から学んでいる最中、氷室と金田が現れる。光我が氷室に舐めた口をきいて殴られたのが引き金となって戦闘となるが、氷室はあっさりと龍鬼を制して「臥王流は、拳願仕合では通用しねぇ」と言い放った。

さらに氷室は龍鬼に、黒狼戦で見せた殺意について問い詰めるが、「うん、殺そうとしたよ」とあっけらかんと答える様子に、彼の心の問題の根深さを思い知ったのであった。


その後しばらくして、山下の勧めで全日本プロレスで修行する光我のもとを訪れるが、龍鬼の発言をプロレスを侮辱したものとして激昂したホセ神崎と闘うことに。龍鬼はホセの攻撃を交わして『地伏龍』をモロに胸に食らわせるが、本業に差し障りの出ることを懸念した関林ジュンが止めてみたび水入りとなった。いくら自分が攻撃してもビクともしなかったホセが、『地伏龍』の傷を気にしている様子に、光我は龍鬼とのレベルの差を思い知った。


その次は再び『ニュージェネレーションズ』の百合川泰樹と対戦。パンクラチオンの遣い手としてアダム・ダッドリーにも認められた強者であったが、あっさりと撃破。しかし龍鬼は仕合中『地伏龍』をまた止められたことを気にしており、悩む表情を見せた。


幽崎無門が死亡した事件が起きた後、龍鬼は光我とショッピングに出かける。ファッションセンスの衝突など色々あったが、龍鬼はこの一日で光我に友情が芽生えたことを自覚していた。

その後も光我や山下商事の面々と一緒に海水浴したり、花火したりして、友情を育んでいった。


しかし龍鬼は『蟲』らしき不審人物の襲撃を返り討ちにしたところを、光我に見られてしまう。光我は精神的に不安定になり、これにより一時的に絶交状態に陥った。


阿古谷清秋との仕合で「殺さなきゃ倒せない」と思った次の瞬間、光我の泣いて激怒する顔が浮かび手が止まったため、初の敗北を喫した。光我がそのことを知ると、龍鬼の殺人を止められるという希望が生まれ、友情も回復することとなった。


その後『煉獄』との交流戦の、拳願会代表選手として出場することとなる。

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