ジョロウグモ
じょろうぐも
日本に生息するクモの一種。
概要
蜘蛛目ジョロウグモ科ジョロウグモ属の蜘蛛。
毒々しい黄色と黒のマダラ、赤い腹部、非常に長い10本の脚を持つ、日本でも1,2を争うほどポピュラーな蜘蛛。コガネグモにも似ているが、少し体が細長い。
非常に大型の網を張り、捕まった虫を捕食する。かなり貪食であり、大型のセミやハチ、トンボやカマキリなども蜘蛛糸でがんじがらめにして食い殺す他、網に魚や鶏肉の破片を置いても食べる。牙には毒があるが人体にはほぼ無影響。
メスは17㎜~30mmほどの大きさだが、オスはその半分にも満たない。その辺の公園や野山で見つかるジョロウグモは多くがメスである。性格が凶暴なため、オスはメスが脱皮中に急いで交尾し、終わり次第すぐ逃げるという生殖行動をとる。下手に近寄ると、ジョロウグモは非常に目が悪いため、獲物と勘違いされて食われるからである。
赤ちゃん蜘蛛は体が小さいため、糸を伸ばしてパラシュート代わりに飛行し巣立つ「バルーニング」という習性を持つ。
また、南西諸島には日本最大級のオオジョロウグモが生息しており、鳥類を捕食したという記録が残されている。
ジョロウグモをモチーフとしたキャラ
勿論、多くは女性である。