概要
ポケットモンスターに登場するデオキシスのフォルムのひとつで、高速戦を行うときにこのフォルムへ変化する。
デザインは流線型に変化する他、触手は左右一本ずつかつ色も非対称となり、後頭部が長く伸びている。
第三世代ではソフトによって使えるフォルムが決まっており、スピードフォルムはエメラルドでのみ使用できた。
映画「裂空の訪問者 デオキシス」の公開直前に情報公開されたため、このフォルムは映画では未登場。
後にアニメの特別編「ポケモンレンジャー! デオキシス・クライシス!」において登場し、アニメでは初のサトシと幻のポケモンの戦闘がおこなわれることとなった(といっても、実際はポケモンレンジャーのキャプチャの手伝いではあったが)。
ゲーム上での特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
50 | 95 | 90 | 95 | 90 | 180 |
素早さが格段に伸び、ぶっちぎりで全ポケモン中1位の数値を誇る。
そもそもノーマルフォルムとアタックフォルムの時点でデオキシスより早いポケモンなど2匹しかいないのだが。
また、新たにしんそくを覚えられるようになった。
それ以外のステータスはHPを除き、ノーマルと比べて、攻撃力は下がるが防御力は強化され、攻撃面、防御面が横並びになる。
4フォルムの中でも一番まともな数値になってるため、むしろこれがノーマルでは?と疑問を持つ声も多い。
その「すばやさ」ゆえに高速で補助戦術を展開するのが主流とされる。特に「ステルスロック」を覚えられるのがポイントと言える。
ただしアグノム等と異なり自主退場技を持たないのである程度攻撃能力も持っておくとよい。
長らく全ポケモン最速を誇っていたのだが、レジエレキが素早さ種族値200を提げて登場し、遂に陥落を迎える事になった。