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データ

別名円盤生物
身長15~180m
体重1万2000~18万4000t
出現地宇宙のどこか

概要

目的&正体が一切不明である、ワタリガニに似た姿をしている謎の円盤生物

円盤形態は目、足、尻尾を収納した姿である。円盤形態はメカさながらにコクピットがあり、操縦者が腕を挿入し、思考に応じた動きをさせると言う操縦方式である。

目と触角から破壊光線、鋭利な爪「ゼロカッター」からは金縛り光線を放つ。頭部には天体から出る光を感知して、位置情報を計測する『ソーラーソーサー』という部位がある。

この事から何らかの生体兵器または機械生命体の類である事が考えられるが、詳細は全くの謎。

UFOに化けて地球へと飛来しオーストラリア軍の第47格納庫に保管されていたが、世界征服の野望を持つ過激な環境保護主義者である科学者ノルバーグがテロ攻撃を仕掛けて強奪。UMA隊長グラントへの復讐の為に利用されそうになったが、逆にノルバーグを吸収して巨大化し、円盤生物としての正体を現す。

今までにウルトラマングレートが戦った怪獣の中で最も巨大な体で彼に迫り、地上から迎撃するグレートとの光弾の撃ち合いの中、金縛り光線で捕縛し彼を苦しめたが、最後はグレートのマグナムシュート(?)を受けて驚き、再びUFOに擬態して宇宙へと逃走した。

ノルバーグ

演:パトリック・フロスト/吹替:永井一郎

地球環境保護を訴えて世界征服を目論むマッドサイエンティスト。

車椅子に乗っており、左腕は義手のようなアームになっている。私設の軍隊を保有していて、人間を捕えて洗脳を行い反対勢力を抹殺させるなど非道な行為も辞さない。

物語開始時点では既に死亡したとされていたが実は生き延びており、脳が死滅した廃人状態となった人間を自身の兵隊として第47格納庫に送り込んで中を探らせていた。

UMAのジーン隊員を捕らえ人質にし、さらに精神医に装って潜伏している彼に近づくべく囮として近づいてきたジャックを捕らえ洗脳してしまう。しかしウルトラマンと一体化していた彼に洗脳は効かずかかったふりであった。隙をつかれジーンを救出されるもUFO強奪に成功。これに乗りUMA基地を襲撃しグラント隊長に降伏勧告する最中、円盤生物としての正体を現したユーエフゼロに吸収されてしまう。

なお、ノルバーグはゴーデス陣営以外では唯一、UMA基地に直接攻撃を仕掛けた存在であり、ユーエフゼロに取り込まれても尚、ノルバーグの意識を反映していた為か、しばらくUMA基地を攻撃し続けていた。

漫画版

話の流れはほぼ同じだが、こちらは完全にノルバーグに意識を乗っ取られUMA基地を攻撃。駆け付けたグレートと空中戦を展開する。グレートに片腕を切り落とされ、ノルバーグが死に呪縛が解けて宇宙へ飛び去った。ジャックとグレートの会話から、ユーエフゼロに暴れる気は無かったとされている。

ゴーデスが乗る宇宙船として登場し、ゴーデスが右腕の一部を変形させた触覚で呼ぶと何処からともなく飛んでくる。

コダラーから逃げる時にも使用されたが、その直後に飛来して来たシラリーの絶命光線の巻き添えを食ってゴーデスと共に殺されてしまった。

余談

ちなみにウルトラマンレオとは世界観が異なるため、レオが戦ったブラックスター由来の円盤生物達とは別の種類だと思われる。

そもそも円谷作品はUFOという意味で「円盤」という単語を使うので「UFO怪獣」という方が正確かもしれない。

そのへんは「円盤生物」を固有名詞としてとらえるか普通名詞として考えるかで違ってくる。

初期案での名称は「ロボム」。デザイン画では2体の円盤が変形合体するロボット怪獣として描かれている。

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