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ドム(スペースハリアー)の編集履歴

2020-11-19 14:42:41 バージョン

ドム(スペースハリアー)

どむ

セガの体感ゲーム「スペースハリアー」に登場する敵キャラ。ゲーム業界が著作権に無頓着だった時代を象徴するキャラのひとつ。

概要

セガ社の疑似3Dシューティングゲームスペースハリアーに登場する敵キャラで、武器を携えた人型マシン。カラーリングは4種で、「緑」「黒」「赤」「青」が登場する。

武器は携帯火器のバズーカで、特に動作が俊敏な「赤」は弾速も速く、更に高速連射する為、作中屈指の強敵に分類される。

 

類似点

上述の特徴よりも有名なのが

  • 名前がズバリ「ドム」。
  • モノアイではなく3つ目で、首からは下はどちらかと言えばスタンディングトータスに似ているが、シルエットやイメージ的にはどうみてもドム
  • 携帯火器がどうみてもジャイアント・バズ
  • 設定にモビルスーツと言う言葉が堂々と使われている。
  • 地面をホバリングして移動する。
  • 3体1組で攻撃してくる

等と、言い逃れが困難なレベルでルックスや挙動がドムにそっくりと言う点である。どのくらい有名かと言うとGoogleで「スペースハリアー ドム」と入力すると、予測候補に「版権」がついてくる程。

 

こういった危ういキャラは続編や移植の際にひっそり抹消される事が多いが、ドムの場合は、タイトル画面にも登場する程の象徴的な敵キャラだったからか、後にリリースされた関連作品でも、完全移植を謳う物ではほぼ改変される事なく登場している。また続編の「スペースハリアーII」では、2つ目の後継機「ネオドム」が登場する。

しかし同一の名称のままでは流石に差支えがあったのか、2002年にリリースされたタイピングゲーム「タイピング・スペースハリアー」では「VAREL(バレル)」に名称を改められ、ニンテンドー3DS版スペースハリアー等、後続の作品にその設定が継承されている物がある。


余談 

ビデオゲーム業界に於ける1980年代1990年代とは、著作権や肖像権等への意識が希薄だった時代でもあり、同セガ社作品の例を挙げるとMD用タイトル『ザ・スーパー忍』のOPに千葉真一の画像を勝手にスキャンしたものを使用したり、道中にゴジラランボーを登場させて次回のバージョンから修正を余儀なくされていた。また『レンタヒーロー』のOPに某俳優の画像を勝手にスキャンしたものを使用したりもしていた。

他、ガンダム関連で他社の類例を挙げると、カプコン社の横シューティングゲームサイドアームが著名で、ザクズゴックM・B・L等が登場した。

 

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