プロフィール
年齢 | 17歳 |
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身長 | 188cm |
体重 | 83kg |
誕生日 | 11月11日 |
血液型 | A型 |
出身地 | サウジアラビア |
修行地 | オーストリア |
CV | 神谷明(TV版)、小野坂昌也(OVA版『冥王ハーデス十二宮編』)、金本涼輔(knightsofthezodiac)、羽多野渉(聖闘士星矢ライジングコスモ) |
概要
蜥蜴座のミスティ達、烏星座のジャミアンたちに続き御者座のカペラ、地獄の番犬星座のダンテと共に来日した。
たとえ目をつぶっていても相手を石化させる「メドゥサの盾」(メドゥーサの首は元ネタでも最強の武器として使われているが、盾にメドゥーサの首を取り付ける使用法を編み出したのは誰あろうアテナである)を使う白銀聖闘士。「メドゥサの盾」は聖衣の背中にセットしたまま使うこともできる(アルゴルが倒されれば石化は解けるようだ)。
必殺技は飛び蹴りの「ラスアルグールゴルゴニオ」(訳すとアラビア語で悪魔(メドゥーサ)の頭となる。変光星アルゴルに由来)。公式サイトでは、メドゥサの盾で石化した相手をキックで粉砕する技と解説されているが、漫画では石化の前にキックを放っている。アニメでは幻覚で無数のヘビを作り出して相手を締め上げてキックするよう、アレンジされている。ちなみに後代のミルファクが使用したものは盾からメドゥーサのオーラを飛ばすというものであった。
意外にもハルパーの逸話を反映した技はない。
紫龍が盲目になる要因を作った人物であり、後の星矢史に大きな影響を与えた人物である事には違いなく、白銀聖闘士の中では商品化の機会に恵まれている(白銀聖衣版と冥衣版の二つが『聖闘士聖衣神話』として立体化されている優遇っぷり)。
反面、ゲーム作品では女性二人と蜥蜴座のミスティ(ソルジャーズ・ソウルでは彼に代わってオルフェが登場)の出番が多く、参戦の機会には乏しいのが現状である。
Ωでも後継者は強豪として登場する一方、ロストキャンバスに登場する先代はデフテロスにあっさり敗れる(それも盾を噛み砕かれるという雑なもの)など扱いはあまり良くない(毎回噛ませとして扱われているヘラクレス座と比べれば、幾分かマシな扱いである)。
性格
原作ではカペラ、ダンテより小宇宙が大きい、「不敵な自信家」と言う程度のキャラ付けしかされていなかったが(紫龍が老師の弟子と知って「相手に不足はない」と称賛する一面も)、アニメ版では(本来格上のはずの)アイオリアにもタメ口を聞く不遜さ、過酷な修行に音を上げて聖域から脱走した聖闘士候補生達を見逃す振りをしてメドゥサの盾で石化させて殺す無慈悲さ、念力に優れる盟友スパルタンの存在など、独自のキャラクター性を見せる。
実力も十二宮編以前に登場した白銀聖闘士ではずば抜けて高く、必殺技のラスアルグールゴルゴニオは紫龍に大ダメージを与えている。拳力のみならず、シャイナが倒され三対二になるやメドゥサの盾を出して一気に勝負をつけにかかるなど、戦機を見る目も確かである。
強さと活躍
その盾の魔力で瞬と氷河(アニメ版では星矢)を石化させ、廬山昇龍覇を受けても涼しい顔を見せ(紫龍が盾の魔眼から目を逸らしたという事情もあった)、ペルセウスの神話に倣って盾の反射でアルゴルの位置を特定しようとする紫龍の作戦も通じない白銀聖闘士最強格のキャラクターとして扱われていた。流石は大英雄の星座を守護星座に持つ男といったところか。
最後の賭けとして紫龍は己が双眼を潰し、盾ごと昇龍覇でぶち抜く事で漸く勝利を掴んだ。
なお、アニメ版ではスパルタンと共闘するが、紫龍を羽交い締めにしようとしてスパルタンは自滅している。途中で鋼鉄聖闘士も乱入した。
冥王ハーデス編にて冥衣を纏った姿で復活。ダンテとカペラと共に五老峰の紫龍を襲撃したが、瞬殺された(青銅聖闘士が聖戦に耐えうるかを確認するために復活した元黄金聖闘士らに派遣されてきたものと思われる)。
余談
歴代のペルセウス座の聖闘士の中では最も活躍に恵まれている。聖闘士星矢においては守護星座のモデルが大英雄を苦しめた毒蛇であろうが、大英雄だろうが容赦無くかませ犬になされるのが恒例だが、アルゴルの活躍はまさに英雄の名に恥じない活躍ぶりであった。尤も、立ち位置が悪役臭かったのは何とも言えない所ではある。
なんの因果かアニメで石化させた聖闘士の守護星座はドラゴンを除いて全員、ペルセウス座に関連のあるものばかりである。