概要
タンデム翼とは固定翼機の翼の配置の一つで、通常は揚力を発生させる翼 (主翼) を重心の後ろに一組置き水平尾翼でバランスをとるところを、重心を挟むように主翼を二組以上置くもの。安定性がよくないためあまり用いられない。なお安定性を増すために尾翼をつける場合もある。
タンデム翼を持つ機体のことはタンデム翼機と呼ぶが、上下方向から見た形から「串型機」とも。
関連タグ
複葉機・三葉機 - 複数の主翼を持つ点は同じだが、こちらは前後の位置がほぼ同じ。
エンテ型 - 重心前後に翼を二組もつ点は同じだが、主翼は後ろの一枚だけ。先尾翼型の別名の通り、水平尾翼が機体先端に置かれたもの。
コルベット(風の谷のナウシカ) - 使用例