概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC13巻収録「弓やで学校へ」雑誌掲載時は「ゆみやといっしょにとんでいけ」
弓と糸付きの矢と的の3つで構成されており、その的と同じ色の矢を使うことで的が置いてある場所に移動することが出来る。
原作では赤、青、黄、緑の4種類が登場。
黄色はのび太たちの小学校、青はしずかの家、緑は空き地、赤は野比家に置かれた。
のび太はこの道具を使い、遅刻することなく、しずかとも楽しいひと時を過ごすがジャイアンとスネ夫に赤い的を奪われ、2人の許に誘導され、はこび矢を渡すことになる。
はこび矢を手に入れた2人はさっそく試してみることにし、緑の矢を使うが緑の的は犬がくわえて持って行ってしまった上、それが川に落ちたために川に飛び込む羽目になってしまった。
アニメ版
大山ドラ版は1979年7月10日、わさドラ版は2020年10月10日に放送。
わさドラ版では以下のアレンジが見られる。
・道具名がどこでも行ける矢とされ、原作以外の色も登場
・ジャイアンとスネ夫はドラえもんをどら焼きで懐柔し、弓矢を入手
・黒の的はスネ夫の頼みでスネ夫のママが自宅の庭に置くもバーベキューパーティーのテーブルの上に置いたためにジャイアンとスネ夫はテーブルに激突
・紫の的はのび太のパパが携行。序盤と終盤で書類を届けてもらうも終盤のほうでは京都行きの新幹線内だった為、ドラえもんに加え、ジャイアンとスネ夫も新幹線まで向かってしまい、3人とも矢から手を放してしまったために途中で落ちてしまうも書類は届いた