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植村直己の編集履歴

2020-12-10 21:19:11 バージョン

植村直己

うえむらなおみ

日本の登山家・冒険家。

「あきらめないこと、どんな事態に直面してもあきらめないこと。

結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない。」


概要

「冒険の神」、「アニマル植村」、「世界のウエムラ」とも称えられる。

1941年2月12日生まれ、兵庫県出身。

明治大学農学部卒業。


日本人初のエベレスト登頂を成し遂げ、1970年8月には世界初の五大陸最高峰登頂者となる。

登頂順は、モンブラン(ヨーロッパ亜大陸)、キリマンジャロ(アフリカ大陸)、アコンカグア(南米大陸)、エベレスト(ユーラシア大陸)、デナリ(北米大陸。旧称マッキンリー)となっている。

このうちエベレスト以外は単独登頂によるもので、70年8月のデナリ登頂も人類初記録であった。


1978年には、世界初となる犬ぞり単独行による北極点到達の偉業を成し遂げ、ナショナルジオグラフィック誌の表紙を飾った初の日本人となった。

この他日本列島の徒歩での縦断や、アマゾン川を単独で6,000kmもで下っている。


1984年2月12日に、冬季のデナリ単独登頂を世界で初めて達成したが、翌13日日本テレビ局のチャーター機との無線連絡を最後に消息不明となる。

必死の捜索が続けられたが、山頂の日の丸やキャンプ地での遺留品しか発見できず、その後生存確率が0%であることから特別失踪として死亡認定された。


失踪日の2ヶ月後に日本で国民栄誉賞が授与。

またデンマーク政府は植村に敬意を表し、かつて植村がグリーンランド縦断で到達したヌナタック峰を「ヌナタック・ウエムラ峰」と改称した。


現在も遺体は見つかっていない。

しかしながら、1988年にはアメリカ人によって冬季デナリ単独登頂と下山が成功し、1998年には日本人の冬季単独登頂下山が記録されるなど植村の遺志は成就に至った。


関連項目

冒険家 登山家 登山 冒険

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