俺滅茶苦茶弱いんだけど・・・
ぶちかませヒーロー・・・!
CV:内田雄馬
概要
明日葉を溺愛するシスコンで、主席だがデスクワークをしない妹に代わって都市の運営計画などのデスクワークを一手に引き受けている。
本編から1年ほど前の話にあたる「どうでもいい世界なんて」で描写されているが、何よりも妹の幸せが第一であり他の物事に関心が薄い。
前日譚「クズと金貨のクオリディア」の主人公兼ヒロインである千種夜羽の実の息子であり、アニメ10話で再会した。
夜羽曰く「小さい頃はお母さんがいないとビシャビシャに泣いた」との事。
夜羽の発言通り、再会後は文句を垂れながらも懐にいたり、夜羽が負傷した際は明日葉より取り乱したりと若干マザコンの片鱗を見せている。(ただの母親思いとも言えるが)
人物像
皮肉屋な現実主義者で、妹曰く「他人の悪意に対してカウンターする事でコミュニケーションを取る」ため、皮肉が通じない宇多良カナリアや天河舞姫は苦手としている。
基本的にローテンションでやる気無く振る舞っているため、クソ真面目な朱雀壱弥には嫌がらせを行い度々喧嘩しているが、実態としては同族嫌悪に近い。
能力
異常なほど聴力に優れ、それを活かしたエコーロケーション等を利用したサーチ能力を持つ。
命気(オーラ)強化が使えない事から生身は弱いが、ライフルによる狙撃の腕は高く、味方をよけて敵をヘッドショットで射殺するほど。
しかし、戦闘には積極的に参加しないため、順位は非常に低い(本人曰くどんどん下がってる)。
また、ほたる公認の発想力も武器で、その発想力と明日葉の能力で、舞姫のピンチに超遠距離にほたるを送り舞姫の援護に回している。
実は強キャラなのでは?と思われがちだが本当に弱い。しかし弱さにも理由がある。
霞の<世界>(子どもたちが持つ特殊能力)は常時開放型であり、調整を誤ると音の奔流に精神が押しつぶされてしまうというリスクを抱えている。そのため、他の子どもたちなら命気は自身の戦闘力上昇にあてるところを霞は<世界>の調整に割いている。
前日譚である「どうでもいい世界なんて」の作中では<世界>の酷使で2度昏倒しており妹を泣かせることとなった。
<世界>発現のきっかけとなった夢は「明日葉が助けを求める声を聞き逃さないよう耳を澄ませた」という内容。
真実を知った最初の生存者として
ほたるから「この世界は偽物だ。」というメッセージを受け取り、黒幕と接触するがフルボッコに(主に片目)されるが間一髪で明日葉に救出される。
その後明日葉から地元の食材を使った鍋料理をふるまわれるが、世界が偽物ということの影響か、何もかもが真っ赤に見えた。
9話において、壱弥を妨害する大人を前述の正確なヘッドショットで射殺後、勘違いした壱弥と交戦。オーラ強化の有無の問題で苦戦を強いられる(壱弥は重力を操れる)。
真実を知っているため、アンノウン(に見えるように細工された人類軍)と意思疎通しており、舞姫アンノウンが壱弥を襲撃しようとしたときは舞姫アンノウンに指示をだして撤退させている。
その後、壱弥とカナリアを再会させ、壱弥を偽物の世界から引き戻した。
10話にて母親である夜羽が登場し、そのハイテンションっぷりとネーミングセンスのなさにあきれ果てていた。
また、アンノウンの襲撃でライフルを落としてピンチに陥ったときは壱弥に助けられた。
11話にてアンノウン側への突撃を決行。
また、アンノウン側を擁護する発言を多々する八重垣青生に関して何かに気が付いたのか注意深く見ている。
12話にて壱弥とともに求得と交戦するが、持ち前の正確な狙撃を封じられ圧倒される。
また、「求得ごと管理塔を破壊するにはどうすればいいか考えろ」という壱弥の無茶振りには「そりゃ無理」とツッコミを入れている。
前日譚「どうでもいい世界なんて」※ネタバレあり
時系列としては本編の1年前にあたる。
戦闘科在籍であるもののスコアが低い(撃破数で評価されるためスナイパーでは稼ぎようがない)ため生産科に出向させられている。
戦闘科の独裁から脱却を図るために千葉首席を目指す釣瓶朝顔という同僚のサポートに奔走した。しかし霞にとって朝顔が首席になることはあくまでも手段の一つでしかなく、霞の目的、行動原理は「明日葉と幸せに暮すこと」だけだった。将来の首席候補と評された明日葉と落ちこぼれの霞では地位の差から引き離されてしまうことが明白だったため、その未来を阻止するべく朝顔に加担した。
千種兄妹自身は首席・次席という地位に興味はなかったが、終盤で首席候補両名の不正が暴露されたため消去法的に霞が首席に立候補することになる。首席の座という重責を案じた明日葉が霞を倒して(この時、霞は<世界>の酷使で昏倒寸前だった)首席に君臨する形となった。
関連タグ
お前が言うな シスコン スナイパー ポチッとな 百発百中 家族愛
比企谷八幡…作者繋がり(千葉は渡航担当)。皮肉な言動も似た所がある。