ピクミン&オリマー
ぴくみんあんどおりまー
概要
『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ(『X』以降)に登場するファイター。
その名の通り、『ピクミン』のキャラクターであるピクミン達とオリマーが協力して戦う。
なお、海外版では単に"Olimar"や"Alph"と表記される。
特徴
全ファイターの中でも特に身長が低い。これでも原作(3cm)よりかなり大きくなっているのだが。
攻撃手段はもちろん地面からひっこ抜いたピクミン。当然ながら、数が多いほどワザの威力やリーチも強力となる。
各種ワザはリーチ・ふっとばし力・判定の強さが概ね高水準であり、さらにワザの出が早い上に後隙もあまりなくおまけに飛び道具持ちというスマブラにおける理想的な性能をしている。
一方でピクミンを連れていないと殆どの攻撃ワザが出せなくなってしまう、色ごとに性能差があるのでそれを管理しなければならないなど、スマブラシリーズの中でもかなりクセの強い性能を持つ。
ピクミンは『2』と同じ5種類で、それぞれ性能が異なる。下記の表の並びはスマブラfor以降の引っこ抜きの順番となっている。
色 | 特徴 |
---|---|
赤 | 火属性に強く自身も火属性を持ち、攻撃力が高く、空中攻撃が一番強い。投げの威力がやや低い。 |
青 | 水で溺れず、投げが一番強い。耐久力がやや高く、水属性に強い。 |
黄 | 電撃属性に強く自身も電撃を帯び、ピクミン投げで山なりに飛ぶ。攻撃範囲がやや広く、判定が非常に強い。 |
紫 | 足が遅く、攻撃力が高い。ピクミン投げで貼り付かずにぶつかる。スマッシュが一番強く、ピクミン投げやスマッシュやつかみのリーチが短い。 |
白 | 闇属性で、足が速い。ピクミン投げやつかみ攻撃が一番強いがそれ以外は弱く、耐久力が一番低い。 |
スマブラDX
『キャプテン・オリマー』という名称でフィギュアのみが登場していた。
スマブラX
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | ピクミンひっこ抜き |
→B | ピクミン投げ |
↑B | ピクミンつながり |
↓B | ピクミン整列 |
切りふだ | 一日の終わり |
初参戦の『X』では最大6匹まで連れ歩くことが可能。この作品のみ上必殺ワザがピクミンを伸ばしてワイヤーにする「ピクミンつながり」だった。
扱いの難しさが際立つが、それを管理し極めれば存分に高い攻撃性能で戦えることもあり、メタナイトやアイスクライマーに次ぐ強キャラとされていた。
最後の切りふだは「一日の終わり」。
オリマーがドルフィン初号機に乗り地表を離れると、原生生物が現れ地上にいるファイターにダメージを与える。最後はドルフィン初号機が墜落し、相手をふっとばす。
「亜空の使者」ではキャプテン・ファルコンと行動を共にした。
スマブラfor
ボタン | ワザ一覧 |
---|---|
B | ピクミンひっこ抜き |
→B | ピクミン投げ |
↑B | 羽ピクミン |
↓B | ピクミン整列 |
切りふだ | 一日の終わり |
数の暴力で猛威を振るっていたためか、『for』は最も目立つ変更点として「ピクミンひっこ抜き」の仕様が変更された。一度に連れて歩けるピクミンの数が前作の半分の3匹までになったことは、対戦のさまざまな場面に変化をもたらしている。
上必殺ワザがワイヤー復帰から長距離を移動するものになり、最低クラスだった復帰力が大幅に改善されたのも印象的。
これらの変更によって、『ピクミン』シリーズの特徴の「数の多さ」と「短命」さの体現性は今作では薄れた。しかし、ピクミンひっこ抜きでひっこ抜くピクミンの色が順固定(上記一覧参照)になったことで、「計画性」の面ではより深まったことだろう。
ワザも一部変更され、弱攻撃は『ピクミン』シリーズでも使っているパンチを行う。
上必殺ワザは「羽ピクミン」に運んでもらうものに変更され、ピクミンがいない状態でも復帰できるようになった。
上昇できる高さは連れているピクミンの数・色によって変化。3匹でもそこまで支障はないが、紫ピクミンを3匹引き連れているとほとんど上昇しなくなってしまう。
羽ピクミンに運んでもらうシーンは、後に『Hey!ピクミン』にも採用されている。
また、今作からカラバリにてピクミン&アルフが追加された。