「ゼルダの伝説」シリーズに登場する水辺の生き物・種族。
当初半魚人のような姿をしたモンスターとして登場したが、「時のオカリナ」以降、水辺に住む人型の種族としても登場するようになった。
モンスターのゾーラ
初代ゼルダの伝説から登場する半魚人のようなモンスター。主に2Dゼルダ(見下ろし視点の作品)に登場。水辺に生息し、水面から顔を出して火の玉で攻撃してくる。
会話することはできないが、「神々のトライフォース」のキングゾーラなど、人と話すことができる者もいる様子。
「ふしぎの木の実 時空の章」では、「川ゾーラ」と呼ばれて人型のゾーラと区別されている。
人型のゾーラ
「時のオカリナ」から登場。水辺に住む人型の種族で、泳ぐのが得意。魚を主食としているらしい。
「ふしぎの木の実 時空の章」では、海の底の「ゾーラの里」に住んでいるが、先述のモンスターのゾーラを「川ゾーラ」、自分たちを「海ゾーラ」と呼び、彼ら曰く「川ゾーラは野蛮」と一緒にされるのを嫌っている。
ただし、人型のゾーラしか登場しない作品では、「ゾーラ族」と呼ぶことが多い(ゾーラが海に住んでいる「ムジュラの仮面」でも同様)。
また、「時のオカリナ」などでは滝や泉に、「ムジュラの仮面」などでは海に住んでいることから、淡水でも海水でも生活できると考えられる。
ピクシブ百科事典に記事のあるルト姫、ルテラ、ラルスなどはこちらの姿。
ブレスオブザワイルドでは体色がカラフルになっており、目元や立ち振る舞いなどが豊かになり、より親しみやすくなっている。
また通常よりも早い遊泳・滝登り能力を再現可能なゾーラ装備が存在する。
ちなみにブレスオブザワイルドでは、100歳未満のゾーラ族は語尾に『ゾラ』と付かないらしい。
ゾーラ関連用語
「ムジュラの仮面」に登場。「ゾーラの仮面」でリンクが変身した姿。詳細は当該記事を参照。
「時のオカリナ」に登場する装備アイテム。青色の服で、大人時代でのみ装備可能。着用することで、水中で息ができるようになる。
「時のオカリナ」に登場する重要アイテム。水の精霊石。
「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」において、ゾーラ族の住む里。「時のオカリナ」ではゾーラ川の上流、「ふしぎの木の実」では海の底にある。
「ブレスオブザワイルド」では山岳地帯の奥にあり、夜光石を材料に使った優美な建造物。王の間やダムを構築している。
また、武器にも流麗な装飾が施され、その文化と技術は高く評価されている。
古くからハイラル王国とは親交があったようで、里周辺に散らばっている石碑を探して歴史を垣間見るのも一興である。
里までの道中はリザルフォスの生息域にもなっており、電撃攻撃を敢行してくるため、初見で赴く際にはそれなりの対策が必要になってくる。
「時のオカリナ」におけるハイラル地方の、水源にあたる場所。ゾーラ族の守り神であるジャブジャブ様が棲んでいる。
ゾーラホール
「ムジュラの仮面」に登場。タルミナ地方西部の海にあるゾーラ族の住処。ゾーラ族のロックバンド「*ダル・ブルー*」の拠点。
キングゾーラ
「神々のトライフォース」「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」に登場。大きなゾーラ。
「神々のトライフォース」では半魚人のモンスターの姿だが、「時のオカリナ」「ふしぎの木の実」では人型である。
「時のオカリナ」「ふしぎの木の実 時空の章」に登場。巨大な魚(ヒレの形やエラがないことからクジラと表現するのが正しいはずだが、設定資料等では魚とされている)で、ゾーラ族の守り神として祀られている生きた神。いずれの作品でも体内が「ジャブジャブ様のお腹」というダンジョンになっている。
関連イラスト
時のオカリナ・ムジュラの仮面のゾーラ族
トワイライトプリンセスのゾーラ族
ブレスオブザワイルドのゾーラ族