概要
唯一クィディッチの中で一対の翅があるボール。クルミほどの大きさをした金色で、「ゴールデン・スニッチ」と呼ばれる。(金のスニッチ)。
ハリー・ポッターのトレードマーク的なシンボルのひとつ。
かつては「スニジェット」という魔法界の小さな鳥を使っていた。
しかし興奮した選手が捕獲の際にしばしば押しつぶしてしまったり、クィディッチゲーム以外の場でも乱獲されたりして絶滅危惧種となったため、その代用品としてスニッチが作られた。ボーマン・ライトが創始者。
キャッチするとそのチームに150点が入り、同時に試合終了となる。
逆に言えばこいつを捕まえない限り永遠に試合が終わらない。
両チームのシーカーがほぼ同時にスニッチをつかんでしまったときのために「肉の記憶」と呼ばれる機能が存在する。
これは誰の手が触れたか判別する機能。手でなくとも肉ならどの部位でも良い。
マグルのクィディッチでは人間がスニッチ役をやる。
本編では
死の秘宝のひとつをアルバス・ダンブルドアが仕込み、ハリーに渡るようにした。
これは最初の試合でハリーは口で咥えてキャッチしたからである。
そのためハリーがダンブルドアの遺品のスニッチを触っても何も起こらず、ルーファス・スクリムジョールの目をごまかすことができた。
その後ハリーはスニッチを口に含むと、
「私は終わるときに開く」という言葉が浮き出る。
この意味を真に理解し、「死を制する者」となったハリーは自ら運命の覚悟を囁くとスニッチは割れ、蘇りの石が現れた。
スニッチは捕まえられ、大空を去る時が来たのである。
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シーカーたち
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