CV:内田雄馬
概要
第10話「襲来!アースグランナーサーベルパンサー!」から登場。
アースグランナー総司令官・熊猫イクゾウの息子にして熊猫リンの実兄。9月18日生まれの乙女座。
尚OP映像からは既に登場している他、第1話でも変身した姿で一瞬だが登場している。
クールで物静かな性格。
昔からおもちゃやプラモなどは取扱説明書を見ずに使う・組み立ててしまう無鉄砲な感じだが、結局は使いこなす・完成させるといったある意味で天才的である。
しかし、絵画の腕は上手いとは言えない。(アウトバーン曰く「残念過ぎる出来栄え」)
幼少の頃よりサーベルタイガーを愛して止まない少年であり、その思いが通じたのか、物語開始数年前、ガオグランナーサーベルの声に導かれてアースグランナーの地下基地でサーベルと出会い絆を結んだ。
それと同時に、駆動ライガとクウガ同様アースブレスと専用のコアグランナートミカを手に入れ、グランナーXへの変身能力を取得した。
その後はダークスピナー襲撃に備えて訓練を続けていたが、ある時、人間からの補給を拒むも、その気持ちを汲み取られず辛い思いをするサーベルを救うべく、彼と共にアースグランナーを抜け出し、以後一年間行方不明になっていた。
人間への怒りに燃えるガオグランナーサーベルに寄り添い、共にアースグランナーと敵対する。
但し、自分の縄張りの中で遭難しかけたダークスピナーの三人に食事を提供する等、根は悪人ではなく、そもそも現状自体サーベルを想ってのことだが、父や妹と戦わなければならないことに内心葛藤を抱いている。
『ムレウマシティ』なる地方で『最大の秘境』と称される「ソウツスプリング」の洞窟を根城にしている。
しかし、サーベルがダークエナジーの影響で、リビルド(データの初期化)寸前まで機能暴走するもライガ・クウガ・ジョーの3人によりダークエナジーを取り除かれサーベルは落ち着くが、カケルの身の危険を感じたサーベル自身により、別れる事になってしまうが、結局放って置くことが出来ず、サーベルを追い、再び何処かへ去る。
グランナーX
「エックス!サーベル!グランナーX!」
熊猫カケルがアースブレスとコアグランナーサーベルトミカで変身するサーベルタイガーを模した姿の黒き戦士。
例によって、変身中はアースエナジーの効力で体格が成人男性並みに成長している。
グランナーR、Kと違い黄色のマントを羽織っているのが特徴。アースハンドルも使用する。
タイプチェンジ
アースブレスにタイプチェンジトミカをはめることで変身する派生形態。頭部に兜が装着される以外は大した変化はない。
元々はバリキがイクゾウに頼まれてサーベル用のとして開発を引き継いでいた物で、戦利品としてジョーがアースケイブにクロウを持ち帰ってきた時にクロウが持って行ってしまった。(銀色のシールを貼っていた為、光る物が好きと言うカラスの習性によるもの)
また、説明書も付属していたが上記の通りカケルは説明書を見ずに試してみるも結局は使いこなしている。
- ドリフトサンダー
「ドリ・ドリ・ドリフト・ドリフサーン!サ・サ・サンダー!ドリフトサンダー!」
ドリフトサンダートミカでタイプチェンジする雷のエナジーを宿す姿。兜は黄色の稲妻を模したもの。
- グリップブリザード
「グリッブリ!グリ・グリ・ブリ・ブリ・ブリザード!グリップブリザード!」
グリップブリザードトミカでタイプチェンジする氷のエナジーを宿す姿。兜は紫の氷を模している。
関連タグ
ウルトラマントレギア:中の人繋がり。主人公の周辺人物と深い関わりがあったが、後に決別し、敵対する道を進んだ点も共通する。
軍司壮太:敵になった主要人物の身近な人物つながり。また、司令官の息子という点も一緒。
ネタバレ注意!
カケルとサーベルはヨソミテの森で休憩中にクラッチと出会い「仲間になろう」と勧誘されるも拒絶。クラッチはスピニューガー・ジャモクを起動させサーベルと対決。
エナジーが十分でない戦闘でジョーとバッファローに救われる。グリップブリザードで一気を倒そうとするもエナジーが足りず破壊出来ない状況になるが、ジョーはバッファローのエナジーを譲渡し撃破。再び彼らの前から去ろうとするも、「ファミリーだから」の理由での行為に過ぎない事を語り、漸くアースケイブへと戻る決意を固めた。