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ガオグランナーサーベル

がおぐらんなーさーべる

ガオグランナーサーベルとは、『トミカ絆合体アースグランナー』に登場するガオグランナーの一体。
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『ガオ!サーベルライドオン!サーベル!』


「ねじ伏せてやる…!」


CV:田島章寛

概要編集

サーベルタイガーの動物AIを持つ黒いガオグランナー熊猫カケル/グランナーXのパートナー。

その強力な「動物思念」に目を着けたアースグランナーによってガオグランナー第一号として誕生した。

自分の声を唯一受け取ったカケルとは強い絆で結ばれており、絆合体も可能。


かつて生態系の頂点に立った者として非常に高いプライドの持ち主。

その為、人に使われたり、餌を与えられることを良しとせず、勝手な都合で自分を生前とは似ても似つかぬ機械の体に変えて目覚めさせた上に、思い通りにならなければ破壊しようとする人間を激しく憎んでいた。

そして物語開始一年前、補給を拒む自分の意思を蔑ろにするアースグランナーの面々に嫌気がさし、カケルと共に行方を眩ましている。


このような行為を、ロクにアースグランナーの面々と交渉することもなく行い、あまつさえ悪びれる様子もなくカケルを巻き込むなど、少々頑固で身勝手な性格が欠点として挙げられる。文明社会の作法に適合できていないという点では、ある意味古代生物らしいとも言えるだろう。

もっとも一年前に不注意から事故を起こし、カケルを危険に晒した際には、実際に熊猫イクゾウの判断により緊急停止装置が取り付けられていた。

この装置が「全ての記憶ごとサーベルのAIをリセットし、初期化する」という、事実上サーベルの人格を殺して解決してしまうというものであり、イクゾウが「意思疎通のできない野生動物には、こうするしかない」という冷徹な判断を下し取り付けたことを考えると、当時サーベルが感じていた、アースグランナーのガオグランナーに対する扱いが窺える。

(なお、駆動バリキが加わって以降のアースグランナーからは、こうした雰囲気がいくらか払拭されたのか、ガオグランナー達の暴走事故は起きていないとのこと)


劇中での動向編集

当初は「人間から餌を与えられるぐらいならこのまま死んだ方がマシ」として、アースエナジーが尽きかけて動けぬ身であり、「ムレウマシティ」の秘境の洞窟で身を潜めていた。

しかし、その憎しみに目を付けたダークスピナーの三人に助力を請われ、「人間に復讐するいい機会」と考えてこれを承諾。

以後、クラッチが持っていたダークエナジーを注がれ、再び戦う力を取り戻した。

しかし、どうやらダークエナジーは体に馴染まないようであり、戦いの最中軽い暴走状態と化すこともあり、更に第19話で新戦力として使い始めたドリフトサンダートミカの力で周囲から電気エネルギーを吸い寄せ過ぎたのもあってか、より一層暴走が激しくなり、搭乗者にしてパートナーのカケルにも危険が及ぶようになっていた。


必殺技はアースエナジーをまといつつガオグランナークロウと合体し、牙で相手を貫く「サーベルブレイク」


コアグランナーサーベル編集

ガオグランナーおよびアースグランナーのコックピットとなるサーベルタイガーの意匠が入った黒いスポーツカー

グランナーXが操縦し、合体時にはガオグランナーサーベルの内部にライドオンする。


タイプチェンジ編集

ドリフトサンダー

コアグランナーのタイプチェンジ。見た目がドリフトサンダートミカに変わり、電撃を放ち攻撃することが可能になる。


NSX

コアグランナーのタイプチェンジ。見た目がNSXトミカに変化。全てのパラメーターが限界まで引き出されたスーパーカー。

JG(じいちゃんグランナー)スピリッツシステムが搭載されている。が、リンが乱入しOG(おにいちゃんがんばれ)スピリッツシステムになった、このせいか能力使用の際にはカケルのイケテル姿が一々出てくる。

分身、バリア、巨大化させたオーラの体当たりといった特殊能力も満載されている。


アースグランナー編集


タイプチェンジ編集

ドリフトサンダー

ガオグランナーのタイプチェンジ。機体後部に装着されていた爪を機体横に装着。

更に前方にガオグランナークロウを合体させ電撃を纏って放つ体当たり「ドリフトサンダーサーベルブレイク」は非常に強力で劇中ガオグランナーバッファローを戦闘不能に追いやった。


グリップブリザード

ガオグランナーのタイプチェンジ。機体前部に装着されていた牙を後部に爪を機体前に入れ換え装着する。

氷の力を使い湖を凍らせた。氷はガオグランナーが乗れるほど厚い。


関連項目編集

ガオグランナー


ブルース(ロックマンシリーズ):思い込みから失踪した試作機つながり。


























ネタバレ注意!


































最終的にサーベルは、完全な中毒状態に陥り暴走。これを恥じたサーベルは、必死になりカケルを緊急脱出させると、自ら命を絶つため彼と袂を分かつ。

しかし、それでも諦めきれなかったカケルの説得により、「これからは自分がカケルについて行く」と宣言。彼の意志を受け入れ、アースケイブへ戻ることを選択した。

この時彼らはアメリカに渡っており、アメリカ支部へ向かう道中でエナジーが足りない状態での戦闘を余儀なくされる。

この時駆けつけたジョーバッファローの支援を受け、もう一つのタイプチェンジトミカ・グリップブリザードの力でスピニューガーを撃破。「ファミリー」としてカケルと同様、アースケイブへと戻った。


なお、この時若干の心境変化があったのか、親睦を兼ねて案内されたハンバーガー屋で、「昔、草食動物を狩っていたことを思い出す」とテンションを上げていた。

(人間に飼われることを嫌っていた彼にとって、「家畜を餌として与えられる」行為は、いくらか地雷を踏むような行いでもあったはずなのだが……)

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