CV:河合義雄
登場話:第45話「超マジック少年」
概要
暴魔獣の1体で、まるでゾウとサザエが合わさった様な姿を持ち、鼻先が判子担っているのが特徴。
子供の額に暴魔の印を押す事で「ハンドパワー」と呼ばれる超能力を授ける能力を持ち、劇中では「ミスマジック」を名乗るキリカと共に少年達に超能力を授け、その力を悪事に使わせる事で堕落させる作戦に従事した。
因みにこのハンドパワーを授ける事が出来るのは人間のみらしく、暴魔に押しても何の効き目も無い。そして主な攻撃手段として、鼻の先端を発熱させての焼印攻撃を繰り出して来るが、「キケン」と書かれた焼印攻撃を木に押し付け、頭にヤカンを直撃させると言う間抜けな面も有る。
活躍
スイミング教室での洋平の教え子であるタツオの前にミスマジック扮するキリカと共に現れ、額に暴魔の印を押してハンドパワーを授ける。
次のターゲットを求めて公園で遊んでいる子供達の前に姿を現すと、同じ様にハンドパワーを授けようとするが、ターボレンジャーが駆け付けた事で計画がバレて交戦。
他の4人がウーラー兵を相手取る中、向かって来るブルーを鼻からの焼印攻撃で苦戦させる。途中で現れたズルテンにも同じ様に暴魔の印を付けられるが、ハンドパワーを操る事は出来ず、ピンクのステッキブーメランで反撃されてしまう。
すると其処へ「暴魔には効かん!」と言う言葉と共にヤミマルが現れ、自身の作戦の意図を伝える。
「超魔術を使える子供がどんどん増えれば、人間社会は大混乱となり、自ら崩壊する!愚かで醜い人間の滅ぶ姿、とっくりと見させて貰うぞ!」
そして流星剣から放った光線でターボレンジャーを怯ませると、その隙にハンコボーマは幹部達と共に撤退する。
再戦時にはブルーのJガンで攻撃され、鼻を掴んでのジャイアントスイングを決められた末、Jマシンガンの銃撃を喰らい敗北。
直後にキリカの放った暴魔再生巨大化光線で巨大化再生すると、ターボラガーの放ったバトルボールを打ち返しそのまま猛反撃を喰に出るが、逆に投げ飛ばされた所へ止めのスクリューラガーキックを叩き込まれて爆散。
ハンコボーマの敗北後、タツオのハンドパワーも消滅した。
余談
声を演じた河合氏は第25話でイヌガミボーマの声を演じていた。次回作の『地球戦隊ファイブマン』ではトラルギン、ゾウルギン、銀河忍者バツラギン、サメジゴクギン、カメレザルギン、そしてテラノTVギンと実に6体の怪人の声を担当している。
デザイン担当の篠原保氏は知人にアイデアをもらったと語る。なお判子モチーフの東映怪人(インシュラー・ハンコシャドー)は全て篠原氏デザインである。