ゾウルギン

ぞうるぎん

『地球戦隊ファイブマン』に登場する銀河闘士の1体。

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目次 [非表示]

1 概要

2 活躍

3 余談

4 関連タグ

「俺達はこうやって銀河の沢山の星を酔っ払わせて、滅ぼしてきたのさ！ハッハッハ！」

CV：河合義雄

登場話：第４話「地球を酔わせろ」

概要

銀帝軍ゾーンの銀河闘士の1体で、耳に赤いグラデーションが入ったゾウを思わせる姿を持つ。銀河博士ドルドラの腹心の配下である。

その能力は鼻を液体に入れることによって「悪魔の銀河酒」と呼ばれるアルコール度数の高い酒に変えてしまうと言う物。変える対象は水だけでなく石油に対しても有効で、液体ならば全て酒に変えられるようである。そしてこの酒を口にした者は瞬く間に酔っ払い、最後は永遠の眠りに堕ちてしまう恐ろしい液体である。

劇中ではダムの水を酒に変えることでファイブマンを含めた街中の人間を泥酔させる作戦を決行。そうやって星ごと大勢の人間を酔わせて永遠の眠りに誘った上で、ドルドラと共に数多の星を滅ぼしてきたという恐るべき実績を持つ。

尚、水を酒に変えるだけが能かと思いきや、ゾウらしくそのパワーは絶大で、体内のアルコールを燃焼することで凄まじい怪力を発揮できるため、ドルドラの腹心であるだけあって非常に侮れない。また、鼻から液体を噴出する攻撃も可能。

活躍

バルガイヤーで宴会が行われている中、ドルドラが招聘したゾウルギンはビリオンのために水を酒に変えてみせた。

その後、ドルドラと共に某所のダムにやって来ると、ダムの水を全て酒に変える作戦を決行。これによって街中の人々や犬を泥酔させることに成功した。だが、この事態は当然ながらすぐにファイブマンの知るところとなる。当初レミはカンフーの特訓中で不在だったが、ちょうどダムの近くでアーサーと特訓をしていたため、4人から連絡を受けると同時に彼女は早速現場に急行。

ドルドラ、ザザ、ゾウルギンと対峙するもザザの攻撃でダムに転落して酔っ払ってしまう。そこへ健が助けに現れると同時に、残る学達3人も駆けつけると、ゾウルギンは鼻から液体を噴射してレミを除く4人を攻撃するも、健の投げたドラム缶に阻まれる。変身した4人がファイブブラスターでドルドラに射撃すると、「おのれ…だが、もはや手遅れよ。ゾウルギンの酒に酔った者は、やがて永遠に眠り続けることになるのだ！」と自身の作戦の概要を暴露。ゾウルギンも得意気に上記の台詞を発し、その場を撤退する。

その後、ゾウルギンは水だけでなく石油まで酒に変えてしまい、それによって交通事故を誘発していた。

やがて、ホークアローでレミを除く4人が採石場までやって来ると、ドルドラとザザの2人と共にゾウルギンは対峙。体内のアルコールを燃やして発揮される爆発的なパワーでファイブマンを圧倒し、変身解除にまで追いやる。

其処へ酔いから醒めたばかりで足元も覚束ないままレミが駆け付ける。するとレミは何を血迷ったのか、持参したワインを飲み始めたのだ。

ゾウルギンが「お前、本当に酔っ払っておかしくなったのと違うか？そんなに死にたけりゃ、楽にしてやるぜ！」と叫んで襲い掛かるが、レミは素早く回避してまたワインを飲んで反撃する。

そう、レミは酔った状態を逆手に取り、アーサーとの特訓を活かしつつ酔拳で戦っていたのだった。やがてザザも襲い掛かって来るが、レミはこれも酔拳で見事にいなしてしまう。

立ち上がった学達がレミの前に集合すると、5人は改めて変身して名乗りを上げる。

ゾウルギンがバツラー兵を呼び寄せるも一掃され、イエローからメロディータクトで縛り上げられて崖に叩きつけられると、そのまま5人のブラザーアタックを受けて敗北する。

直後にドルドラが呼び寄せたゴルリン3号に吸収されて巨大化すると、ファイブロボとの戦いでは遠距離からの目からビームで苦戦させるも、ジャンプキックで反撃されて接近戦に持ち込まれた挙句、レッドと座席を入れ替わったイエローの酔拳に圧倒された末、超次元ソードを受けて爆散した。