「破滅の星! 土星を守護にもつ沈黙の戦士! セーラーサターン!」
概要
土星を守護星に持つ沈黙、そして破滅と誕生の戦士。
沈黙の鎌と呼ばれる「死の女神の鎌」を手にし、「死への案内人」「破滅の神」「死の淵よりの使者」の別名を持つ。
禁忌の星・土星に封印された太陽系の最後のセーラー戦士の使命は幻の銀水晶の持ち主が落命、もしくは滅びの瞬間に姿を現し再生のために今有る世界を破滅に導き、滅びと死を消し去ることである(3つのタリスマンはセーラーサターンの目覚める鍵となる。それらが揃うと共鳴しあい、サターン現身の予兆が見られる)。
彼女が禁忌の必殺技を用い、破滅の力で終焉に導き全てを無に還すが、その代価として使用者自身の命も失う。
「破滅と誕生の戦士」の権能の行使を単純に高い攻撃力と解すことはふさわしくはないが、あえてそう理解するなら太陽系の全セーラー戦士中最強であり、星系や一つの世界を簡単に砕く。
第三部終盤で消滅するも、スーパーセーラームーン(原作では救世主〈メシア〉のネオ・クイーン・セレニティ)の再生の力によって赤子として生まれ変わり、スーパーセーラーサターンとしてプリンセスを守るために覚醒したことで、外部太陽系戦士の一員と明言されている。そんな彼女にも守護母星上空に「タイタン・キャッスル」と呼ばれる居城をクイーン・セレニティから与えられている。
アニメでは実戦での活躍は少なく、ネヘレニア戦、セーラーギャラクシア戦で参戦するもいずれも敗れている。
セーラー戦闘服は紫色がメインで、胸前と後腰のリボンは深い赤黒色。
胸のブローチ、袖の形、手袋などが、他のセーラー戦士とまったく違う形をしている。
編み上げが施された膝まであるロングブーツを履いており、ブーツのヒールが高め。
イメージカラーは紫色(初期設定は黄土色)。
その設定の特殊性や(ムーン及びちびムーンを除く)他の戦士とは一線を画す強力過ぎる能力の為、キャラとしての扱いが難しく、旧作劇場版(S、SSとも)には未登場。
旧作アニメでの戦闘シーンはSの終盤及びセーラースターズの序盤及び終盤のみであり、いずれも変身した姿での登場の為、変身シーンはセガサターンのゲームかYou Tube上のファン制作のものを見るしかなく、テレビや映画における公式の映像化は絶望視されていた。が、2021年2月11日に公開される『美少女戦士セーラームーンEternal(後編)』において、25年の時を経て、遂に変身シーンが描かれることになった。
決め台詞は「沈黙の星、土星を守護に持つ、破滅と誕生の戦士セーラーサターン」。
技
- 死世界変革【デス・リボーン・レボリューション】
- 沈黙の鎌奇襲【サイレンス・グレイブ・サプライズ】
- 不動城壁【サイレンス・ウォール/サイレント・ウォール(テレビアニメ版)】
関連イラスト
関連タグ
スーパーセーラーサターン エターナルセーラーサターン プリンセス・サターン ミストレス9
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