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我妻由乃の編集履歴

2021-02-20 20:17:25 バージョン

我妻由乃

がさいゆの

我妻由乃とは、えすのサカエによるサバイバル・サスペンス漫画『未来日記』の登場人物。

CV:村田知沙

概要

未来日記」のヒロイン。二番目の日記所有者であり、2ndと呼ばれる。

主人公天野雪輝のクラスメイト。成績は学年トップでスポーツ万能、物腰が柔らかく人当たりも良い優等生。


ピンク髪、ピンクの瞳という全体的にピンクの容姿が特徴。美人かつ、中学生離れしたバツグンのスタイルの持ち主でもあり、学校中の憧れの的となっている。


頭の回転が早く、公式でも美少女設定あり。


しかし、実は雪輝のストーカーで典型的なヤンデレ。雪輝のことを『ユッキー』と呼び、執拗に付きまとう。非常に凶暴かつ衝動的な性格で敵には一切容赦せず、雪輝(と自分の愛)のためなら殺人を始めとする犯罪行為や自害すら厭わない。

上辺では先述したように穏やかに振舞っているが実際の性格は破綻しているに等しく、精神的に不安定になりやすく暴走することが多い。

ユッキーヲコロスモノハァァァァ!!!スベテシネバインダー!!!┗(゚Д゚╬)┓三三三

雪輝本人には付きまとわれる心当たりが無く、彼女がなぜ雪輝に執着するかは不明。彼女の世界は常に雪輝を中心に廻っているが、その行動にはかなりエゴが混じっている。

物語冒頭で、日記の力で調子に乗り自ら3rdという危機を招いてしまった雪輝を助ける。以来ずっと彼と行動を共にし、他の所有者との戦いを主導している。身体能力が飛び抜けて高く、頭の回転が非常に速い上に凶器の扱いにも長ける。ムルムルが考える『ゲーム』優勝候補第一位。

社交性自体は高く、周囲には表面上合わせているが基本的に雪輝以外に興味が無く、内心で雪輝以外の男子のことは「バァアアアカ!」と見下している。また自身と雪輝の関係の邪魔になるものには極端な憎悪と敵意をもって接する。特に雪輝に近しく、得体の知れない秋瀬或を敵視している。

しかし雪輝にだけは純粋で一途であり、6thとの戦いでは6thの信者たちに強姦されそうになった際には(原作では服を脱がされかけている程であったがアニメ版では服を破られほぼ全裸にされている)「私の最初はユッキーって決めてるんだから!」と言っていた。

彼女の行動や目的には謎が多く、それらは「ゲーム」の結末と並んで物語の重要な核心である。ちなみに設定の都合上、番外編に出番は無い。

また、両親はとても厳しい人物で家には様々なグラフが貼られており、グラフの数値をオーバーしてしまうと檻に閉じ込められていた。

あるとき由乃は反対に両親を檻に閉じ込め、自分のことを分かってもらおうとしたが、結局分かり合えずそのまま死亡させてしまう。

その後二人の死体は家の下に埋められている。しかし、その後の調査でもう一人の死体が見つかっており、秋瀬によるとなんと「我妻由乃」のDNAと一致していたという。

彼女の正体のヒントは物語の回想の中の彼女と現在の彼女の違いにある。


名前の由来はローマ神話における主神ユピテルの妻にしてカピトリーノ三柱神の一柱ユノ。結婚を司るが大変嫉妬深いことで有名。


日記

所有日記は『雪輝日記』。その名が示す通り、天野雪輝の行動を10分単位で予知する究極のストーカー日記(本人からすればの日記)。由乃から見た雪輝の行動であるため、実際より美化されている。

物語序盤でもあったことだが雪輝がどこへ逃げようとも確実に由乃が先回りしており、敵に回せば雪輝にはほぼ勝ち目はないと思われる。そのため雪輝からすればたまったものではないが、彼の『無差別日記』の欠点を補って完全な予知を行うことができ、最悪の天敵であると同時に最高のパートナーでもある。

ただし示されるのは当然雪輝のことのみで、自身のことは『DEAD END』の知らせといった最低限の事柄しか表示されない。このように入手できる情報にかなり偏りがあるため、雪輝関連以外だとほとんど役に立たない。

彼女の日記のみなぜか『HAPPY END』の文字が表示されている。






以下ネタバレ注意!







ゲームも終盤に差し掛かり、雪輝と由乃はとある事情からかつて仲間だった秋瀬たちと敵対する。

秋瀬たちは雪輝を正気に戻そうと説得するも、両親を失ったショックが大きい雪輝には届かずどんどん殺されていってしまう。

残った秋瀬も由乃と交戦し、日記を破壊するも由乃が消滅せず油断したところに致命傷を食らってしまう。

しかし、この不可解な現象から秋瀬はその答えを導き出し、最後の力を振り絞って雪輝に伝え絶命する。


その正体

秋瀬が命がけで雪輝に伝えた由乃の正体、それは、「神となって時間を遡ってきた1周目の我妻由乃」

だった。彼女は1周目で雪輝と心中すると装い一人生き延び、神となり雪輝を生き返らそうとした。

しかし、死者を蘇らせることが不可能だったため世界をループさせて2周目の我妻由乃を殺害し、1周目の彼女が殺して入れ替わったのだった。(1周目では雪輝を「天野君」、2周目では「ユッキー」と呼んでおり、これが彼女の正体を知る上でのヒントとなっている。)

その後、雪輝が1周目と同じように心中を選んだことで対立。1周目のムルムルと共に過去へ飛びゲームを延々と繰り返すことで雪輝と再び過ごそうとする。その途中、自分を追ってきた2周目の雪輝を一度は殺そうとするも、それが出来なかったために『由乃がいない、全てが雪輝の理想的な世界』を用意し「私は依存できるなら誰でも良かった。あなただって守ってくれるなら誰でも良かった筈よ」と言って彼を閉じ込める。

その途中で、かつて『母は病気なだけ。父は仕事が忙しいだけで、きっと家族はもとに戻る』と希望を持っていた自分との接触や、雪輝への捨てられない思い、デウスに力を与えられた9thの雨流みねねと共にやってきた雪輝の自分を救おうとする姿に触れることで考えを改め自らの命を断った。


3周目

3周目の世界では両親との関係も改善され友達もでき幸せに暮らしていた。

その後、1周目のムルムルに1周目と2周目の記憶を分け与えられることで雪輝の記憶を取り戻し、次元の壁を破壊し神となった2周目の雪輝と再会。二人で夢だった星を見に行った。



20XX/7/28

21:10

ユッキーが由乃と結ばれる。

HAPPY END


究極のヤンデレ

ちなみに、彼女はヤンデレ四天王としても知られている。

通例、ヤンデレと言われるものには

1.作中での様々な要件が重なって病んでいき、悲劇がもららされるもの

2.1の末期状態のように猟奇的で異常な愛情や独占欲を見せる

 (1を正しく理解せず上辺だけ真似た「ファッションメンヘラ」ということもできる)

3.初めは病んでいて最後にデレる。つまりツンデレと同じ用法

などがあり、普通これらは同時には成立しない


ところが彼女の場合、最初から末期症状でユッキー(と読者)には理解不能なほど病んでいて(2)

話が進んでいくと病んだのは仕方なかった理由が徐々に判明していき(1)

最終的には病んでいない状態になり、デレる(3)


つまり、一人で3タイプ全てのヤンデレに矛盾なく該当する

という非常に特異なキャラクターとなっている。


唯一、多くのヤンデレと異なるのは最初から最後まで諦めたりヤケを起こさなかった

寧ろ何としても諦めなかったせいでここまで病んでしまったという点で

最終的には半ば強引な方法(上述)でハッピーエンドに持っていき、主人公と結ばれている。



備考


なお、彼女の養母である我妻西果はギリシャ神話における大地の果てに住むとされる女神テーテュース、養父である我妻潮はテーテュースの夫で大洋の神であるオケアノスから取られたものと思われる。なお、テーテュースはヘラ(ジュノー)の乳母とされており、ここから養母設定が来たのだろう。


関連イラスト

ユッキー♥

守るよ何を犠牲にしてもも!!!


関連タグ

未来日記 月刊少年エース 恍惚のヤンデレポーズ ヤンデレクイーン ヤンデレ 狂乱ピンク

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