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恋の呼吸の編集履歴

2021-02-23 04:41:40 バージョン

恋の呼吸

こいのこきゅう

漫画『鬼滅の刃』に登場する能力・技術である『全集中の呼吸』の流派の一つ。

概要

鬼狩りの剣士の頸を狩るために用いる呼吸法“全集中の呼吸”の流派の一つであり、鬼殺隊最高位の剣士“”の一人である恋柱甘露寺蜜璃が独自に編み出した呼吸である。


彼女だからこそ自在に操る事が出来る特殊な日輪刀と、密度が高く女性特有の柔軟さも併せ持った彼女の筋肉による剛力と柔軟さを活かした身体の動きで、まるで新体操のようにアクロバティックな動きから斬撃を繰り出す。その動きは元忍の宇髄より速く、そのあまりの速さ故に肉眼では見えない程。

『公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』によると操るには音感と柔軟性が重要とのこと。


彼女は入隊当初は、煉獄に継子として弟子入りして炎の呼吸を学んでいたが、彼女自身の動きにオリジナリティーがあり過ぎた為に独立し、炎の呼吸を基にして独自の呼吸を編み出した。なお、後日掲載された煉獄が主人公の外伝によれば「刀の扱いそのもの(引いて斬る動作)が下手だった」らしい。


ちなみにこの呼吸は「彼女自身の胸のトキメキの感じるままに動く」事で、変幻自在な動きを実現しており、そこも心を燃やす事が重要だった炎の呼吸の派生と言える。

ただし、それ故に彼女が何らかの理由で自身のトキメキを封じてしまうと技のキレも落ちる。


技に"猫"やそのイメージを冠したものが複数あるが、これは彼女が猫好きである事から名付けたらしく、同じく猫好きの悲鳴嶼とは猫談義で盛り上がるらしい。


剣技一覧

  • 壱の型 初恋のわななき

大きな踏み込みからしなる刃の一太刀で目にもとまらない程の速さの斬撃を繰り出す。あまりに斬撃が速すぎて、相手はバラバラに四散するまで斬られた事に気づかない。刀鍛冶の里を襲撃した上弦の伍が生み出した巨大な金魚の怪物を倒した際に使用。


  • 弐ノ型 懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)

高速の連撃技。流れるように刃をしならせ、瞬く間に対象を螺旋状に斬り刻む。上弦の肆との戦いで使用。


  • 参ノ型 恋猫しぐれ(こいねこしぐれ)

恋の呼吸 参ノ型 恋猫しぐれ

飛び上がりながら広範囲に三日月状の斬撃を何度も繰り出す。敵の攻撃や術自体を斬ることで防御としても使用可能。作中で交戦した上弦の肆の使う雷撃超音波攻撃をも斬り裂いた。


  • 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪(ゆらめくれんじょう・みだれづめ)

関節の柔らかさを利用し、後方に宙返りしながら広範囲に流れるような無尽蔵の斬撃を繰り出す。作中において上弦の肆の血鬼術による広範囲攻撃を受け流しきった。


  • 陸ノ型 猫足恋風(ねこあしこいかぜ)

自身の周囲で螺旋状に突風の如き速さの斬撃を展開する技。相手の攻撃を防御することも可能。鬼舞辻無惨への奇襲技としても使用した。


源流

炎の呼吸


余談

『公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』に書かれた、実際に斬られた鬼達による斬られ心地は

「ときめいた」「ドキドキしちゃう」「甘酸っぱい」「恋がしたくなる」「俺に気があったんだと思う」等であり、他の呼吸が「痛い」「勝てないと感じた」など何かしら負の感情や敗北感が滲む感想がある中、取材を受けた鬼全員からの評価が良い呼吸である。


関連タグ

鬼滅の刃 鬼殺隊

全集中の呼吸 日輪刀

甘露寺蜜璃 恋柱

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