『急くな聴衆。ゆるりと鎮魂歌を聴いて逝け』
プロフィール
通り名 | 特になし |
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年齢 | 68 |
本名 | オットー・エンゼルバーグ |
メインジョブ | 【奏楽王】(指揮者系統超級職) |
エンブリオ | 【四獣奏 ブレーメン】 |
CV | 速水奨 |
概要
作中に登場するマスターの一人で、ドライフ皇国のクラン<叡智の三角>のメンバー。
本格的に登場するのは第三章からではあるが、外伝「ギデオンの休日」でも少しだけ登場している。
人物
丁寧な言葉遣いで話す壮齢の男性。
当初は鳥を模した仮面を着けていたが、これは自身の手札を察せられない為のブラフの側面も持つ。第三章でMr.フランクリンが引き起こしたテロの幹部格の一人,「クラブ」であり、拘束を逃れた強豪マスターの始末に周っていた。
現実(リアル)
本名はオットー・エンゼルバーグ。
作中のリアルでもかなり有名な音楽家であり、彼が手掛けた音楽は有名なものが多い。
彼には英雄の生涯を描く歌劇を描くという夢があるが、長年音楽の作詞を描き続けてきた彼でも満足するものはなかなか描くことは出来ず、途方に暮れていた。
そんなときにインフィニット・デンドログラムの存在に興味を持ち、この世界には自身が理想とする英雄がいるかもしれないと考え、ゲームをプレイ。ゲーム内でも音楽家として世界を周り、理想の英雄の物語を描くためのモデルを探している。フランクリンに協力したのも騒乱の中で活躍する英雄を求めていたためである。
戦闘能力
超級職【奏楽王】(キング・オブ・オルケストラ)をメインジョブにし、音にまつわる攻撃をする自身のエンブリオのサポートがメイン。自身のスキルによってエンブリオの能力を底上げし、様々な性質を持った攻撃によって相手を殲滅することを得意とする広域殲滅型のビルドである。また、戦闘とは別の独自の能力として、自身の思いを声に出さずに奏でた音楽に乗せて相手に伝えるというテレパシーにも似た芸当を披露している。
エンブリオ
エンブリオ名 | 【四獣奏 ブレーメン】 |
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TYPE | レギオン |
能力特性 | 演奏 |
到達形態 | Ⅵ |
ケンタウロス・ケットシー・コボルド・ハーピーがセットになったベルドルベルのエンブリオ。初登場時は普通の姿をしていたが、その実態は機械仕掛けの姿。普段は彼が率いる音楽隊として人々に美しい音楽を奏でるが、戦闘時は彼の指揮のもとにそれぞれが異なる性質を持った音波で敵を殲滅する。
ケンタウロス
弦楽器を弾き、ストリングス担当。
戦闘においては超音波メスを放ち、対象を切断する。
ケットシー
管楽器を吹くホーン担当。
戦闘では催眠効果のある音波を放つ。
コボルド
打楽器を叩くパーカッション担当。
戦闘では対象を破壊する超振動波を放つ。
ハーピー
鍵盤楽器を奏でるクラヴィール担当。
ベルドルベルが身につけた仮面はハーピーの存在を悟られない為である。
戦闘においては人間では聞き取れない低周波音を放ち、対象の肉体を知らず知らずの内に蝕む。
エンブリオの名が示すように、モチーフはブレーメンの音楽隊。しかしベルドルベル自身はモチーフとなったブレーメンの話を非常に嫌っている。その理由は暖かい家と食事を盗賊から奪い取り、そこで満足して安住した獣達が、一度は夢を妥協しようとした自分自身と重なるためである。とはいえ、エンブリオの能力自体は自身の理想とするものとして満足しており、第五章で再登場した際のケットシーとのやり取りから、モチーフとしては嫌っていても、エンブリオとしては嫌っていないことが伺える。
来歴
フランクリンの指示の下、決闘都市ギデオンに滞在しており、外伝「ギデオンの休日」では音楽家として活動していた。
フランクリンによるテロが開始された際はクラブの幹部としてマスクド・ライザーを始めとした王国の実力者達を相手取って掃討に周っていた。そして、フランクリンの指示でマリー・アドラーと交戦、ジョブスキルで強化されたエンブリオの攻撃によって彼女を翻弄するが、絶影の奥義で必殺スキルを回避したマリーに徐々に追い詰められ、最後は彼女との必殺スキルの応酬の末に敗北、額をアルカンシェルで撃ち抜かれてデスペナルティとなった。
騒動終結後は自身が求める理想の英雄を探すために叡智の三角を脱退、クランメンバーに自身の作曲した音楽を残してフリーのマスターとなった。
余談
アニメでの初登場シーンでは美しい音色の音楽を奏でていたが、WEB版ではマジンガーZのオープニングをオーケストラアレンジしたものを披露していた。
関連タグ
InfiniteDendrogram マスター(デンドロ) 音楽家