マスクド・ライザー
ますくどらいざー
『俺は、ライザー。マスクド……ライザー』
『大切な人達にーーヒーローと呼ばれた男だ。』
常時フルフェイスのヘルメット型マスクを身に着け、ヒーロースーツを身に纏ったいかにもヒーローといった外見。
これらの装備はゾラという職人に造ってもらったもので、特撮ヒーローと言う概念を知らないティアンの人々に自身の理想とするデザインを造ってもらうのには様々な試行錯誤があった。
マスクのデザインは各メディアごとに様々で、メイン画像のものは漫画版を参照している。
某特撮シリーズの大ファンで、その程は個人のパーソナルが大きく反映されるエンブリオにも色濃く表れている。
ヒーローに憧れているだけあって正義感が強く、面倒見が良い好人物。世界派のマスターであり、アルター王国や人々のピンチには勇気を持って立ち向かう。
同じ決闘ランカーであるビシュマルとは仲が良く、彼とよく行動を共にする。
現実(リアル)
本名は不明。
役者を志していたが、何らかの事故に遭い、役者の夢を断念した。
憧れの残照を追うようにデンドロを始め、マスクを制作。
しかし、マスクを着けてからは考えが変化し、かつての夢に恥じない自分であろうと決意し、ヒーローとして活動を開始。
ヒーロー活動の一環でモンスターや野盗と戦い、パトロールを続けていたところで当時のバビロニア戦闘団のオーナーにスカウトされた。
最初は風変わりな奴だと思っていたティアンの人々からもその活躍を認められ、彼をヒーローと呼ぶようになる。
リアルで叶えられなかった夢をゲームの中で形にした瞬間であった。
エンブリオであるバイクの速度を高める【疾風騎兵】をメインジョブにし、エンブリオのスーツで防御を補うAGI・ENDに振ったバランスのよいビルド。
エンブリオで通常時でも亜音速での移動が可能だが、
戦闘時はステータスを上昇させる必殺スキルを使用して超音速のAGIによる肉弾戦を行う。
弱点はステータスが良いといっても上級職の範疇であるため、前衛超級職相手には分が悪いことと、エンブリオへの依存度が高いビルドのためエンブリオが使えないと戦力が激減するという点である。
メインジョブ | 【疾風騎兵】(騎兵系統派生上級職) |
---|---|
サブジョブ | 【騎兵】(騎兵系統下級職) |
エンブリオ名 | 【??? ヘルモーズ】 |
---|---|
TYPE | ギア・アームズ |
能力特性 | 変身、加速 |
到達形態 | Ⅵ |
大型バイクとヒーロースーツがセットになったエンブリオ。
当初はバイクだけだったが、進化の過程でヒーロースーツが加わった。
バイクは通常時は亜音速で疾走するが、必殺スキルを使用するとバイクがライザーと合体して超音速機動を可能とする。
モチーフとなったヘルモーズには「勇気ー戦い」という意味があり、ヒーローに憧れる彼にピッタリなモチーフである。
【ヴァルカン・エア】
ライザーが所持していた特典素材製装備。
その姿はさながらヒーローの強化フォーム。
【噴進竜 ヴァルカン】というUBMを倒して得た素材を素に、ライザーの装備を数多く手掛けたゾラが工房のメンバー総出で制作した鎧。
だが制作時に致命的なミスをしてしまい、特典武具としては欠陥品とも云える耐久度が存在する(通常、特典武具は破損しても自己修復する)。
しかしライザーはこれを肯定的に受け止め、「いつか壊れてしまうからこそ、大切なものもある」として承諾し、グローリアを始めとした激戦においてこれを身に纏って戦い続けた。
装備としては噴進竜が有していた特性を反映してブースト機能が存在し、ヘルモーズとの併用を考慮した性能に仕上がっている。
度重なる酷使により破損一歩手前まで来ており、エンブリオにスーツがついたこともあり思い出の品として保管していた。
しかし王国を襲撃したレジーナ・アピス・イデアとの戦いで決意の元着用。完全に破損したが、彼女を撃破して最後の務めを果たした。
【双星輪 アルマ・カルマ】
トーナメントで獲得した逸話級特典武具。
形状は不明。
トム・キャットに対抗するためにアジャストしており、分身を作り出すスキルを持っている。
- 《スクリーン》:アクティブスキル
【アルマ・カルマ】の装備スキル。
MPを消費することで、自分とパーティメンバーの立体映像を発生させる。
能力自体は【幻術師】のスキルと大差ないが、このスキルはクールタイムがなく発生が速いという利点がある。
- 《ダブルキャスト》:アクティブスキル
【アルマ・カルマ】の装備スキル。
本体と同じ能力・同じ動きをする実体を短時間顕現させる。
ジョブ
- 《騎乗》:パッシブスキル
【騎兵】系統の代表的なスキル。
機械や生物などに騎乗した際の動きをサポートする。
万能系スキルなのでレベルあたりの効果は低く、自在に乗りこなすには高いスキルレベルが必要。
汎用スキルであるので、多くのジョブで使用できる。
エンブリオ
- 《ライザー・キック》:アクティブスキル
ヘルモーズの固有スキル。
飛翔して上空からブースターで加速したキックを見舞う。
作中では必殺スキルを使用した状態でのみ使用しており、命中すれば上位純竜や戦闘系超級職も屠りうる文字通りの必殺技。必殺スキル無しでも使用できるかは不明。
- 《悪を蹴散らす嵐の男(ヘルモーズ)》:アクティブスキル
【ヘルモーズ】の必殺スキル。
ヘルモーズのバイク部分が分離してライザーに装着され、ステータスを超強化する。装着されたブースターにより超音速で駆けることができ、空を飛ぶことも可能。
名前の由来は某特撮番組のエンディングの歌詞から。
- 文面ではヒーロー然としたマスクと語られているが、クロウレコードで登場した彼と思わしきイラストでは西洋風の兜を着用している。
- スムージーを愛飲している。本編ではマスク越しにストローで啜っていた。
- 本編での面識はないが、シュウ・スターリングとは共通点や対照的な部分が多く存在する。
- 共通点
- 素顔を隠している(シュウは着ぐるみ、ライザーは仮面)
- エンブリオの姿が乗り物(シュウは後天的に得たもの、ライザーは先天的に得たものという違いはあるが)
- エンブリオのモチーフが北欧神話の神から取られている。
- 真逆な点
- シュウが子役でデビューしたのに対し、ライザーは事故で断念
- リアルで演じたヒーローとゲームで形にしたヒーロー
- シュウがパワー型であるのに対して、ライザーはスピード型
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る【猫神】が【超闘士】のことを可愛いと言っているらしい
前回の続きです。 このお話にネタバレ的なものはありません。たぶん。 トムさんが好きすぎてもっと可哀相な目に遭わせたくなる不思議。2,070文字pixiv小説作品お父さん(達)といっしょ!
フィガロ本人は出てきません。でも話題の中心人物ではあるのでタグつけました。クマフィガだしね。 フォルテスラさんもほぼ出てきませんが、まぁ、重要人物ではあるので。 時期とか色々捏造してます。 「グローリア編」のネタあります。3,193文字pixiv小説作品