概要
イレギュラー(Irregular)とは、
- 「不規則・変則的・例外的」という意味を表す英単語。転じて異常なものを表す。
- カプコンから発売されているゲーム・ロックマンXシリーズに登場する、犯罪者レプリロイド及びメカニロイドの総称。⇒イレギュラー(ロックマンX)
- アーマード・コアシリーズの一部作品における主人公のこと。
本項では3について説明する。
アーマード・コアシリーズにおける用法
初代アーマード・コアの終盤ミッションにおける敵レイヴン、ボス・サヴェージの『わからんのか?イレギュラーなんだよ。やり過ぎたんだ、お前はな!』という台詞に端を発する用語。
これは、世界の秩序を維持・管理する存在にとって、強大な力を持つ主人公がイレギュラー(不確定)要素と判断されたことを意味する台詞である。
以降のシリーズでも、度々この手の「イレギュラー認定」がなされている。
イレギュラー認定された場合、多くの場合は世界を管理する組織を打倒する事がゲームの最終目標となるが、作品によっては主人公がイレギュラーを討伐するという依頼も存在する(ACfaのオールドキング戦、ACLRのジャック・O戦など)。
また、中には度の過ぎた暴走によって一億もの人間を虐殺したイレギュラーも存在する。
特殊な例としてAC2があり、これは地球政府から反旗を翻したレオス・クラインが主人公に向けて発した言葉で、どちらかと言えばその台詞を発した彼の方が体制側から見たイレギュラーと言える。
企業がプレイヤーに送信したメールの内容がソレを示すものだったり、ソレになった場合「実力を持って排除する」という内容のものだったりしている(AC3)
またAC4系においては企業連に与せず、反企業組織に協力するリンクス(ネクストACを駆る傭兵)のことが主にイレギュラーと呼ばれている。
ACVDではイレギュラーは「黒い鳥(Dark Raven)」と呼ばれている。
マギー曰く「神様の創ろうとする秩序を破壊する、人間の中から現れる邪魔者」であり、彼女の何代も前の祖母が生まれる所を見たという最初の「黒い鳥」はACVの主人公であるとされている。
イレギュラー認定時の台詞
『大き過ぎる、修正が必要だ』(「マスター・オブ・アリーナ」)
『消えろイレギュラー!』(「2」)
『イレギュラー要素は抹消する、ミラージュ(企業名)はそう判断した』(「3」)
『この世界に、あなたは不要なのよ……。消えなさい、イレギュラー!』(「3」)
『遊びは終わりか?ミスター・イレギュラー』(fA)
『この世界から消え去るべき敵です』(V)
『だがもし、君が例外だというのなら。ならば生き延びるがいい、君にはその権利と義務がある』(VD)
『貴方たちの力は、大きすぎる。秩序を破壊する力。やはり、プログラムには不要です』(VD)