公式設定
人物紹介
「ブルーウイングコーポレーション」の若きCEOにして、ギ・エリアを治める指導者。
頭脳明晰で冷静沈着。
枯渇しつつあるトリニティに対し危機感を抱いており、ある独自の価値観を抱いている。
劉備ユニコーンガンダムの真の力に興味を抱く。
(以上、「SDガンダムワールド 三国創傑伝」日本語版公式サイトの勢力紹介ページより引用)
城塞都市「ギ・エリア」における独占企業「ブルーウイングコーポレーション」のCEOとしてギ・エリアを治める指導者。
「『SDガンダムワールド 三国創傑伝』の世界において人々の営みの根幹を成すエネルギー「トリニティ」の保有量が他のエリアと比べて一番多く、城塞都市の中では一番発展をしている」と称されるほどの繁栄をギ・エリアにもたらした優れた経営の手腕を持ちながらも、少年時代に既に将来的なトリニティ枯渇の危機を予見していた先見の明をも兼ね備える人物でもある。
得物として、合体させることで大剣「双双覇剣」に変形させることもできる二振りの「双羽剣」を振るう。
モチーフとなった『三国志』の人物は「曹操」、『ガンダムシリーズ』の機動兵器は『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場するモビルスーツである「ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)」。
各作品における活躍
『SDガンダムワールド 三国創傑伝』
「SDガンダムワールド 三国創傑伝 蒼翔記」
2020年12月21日よりYoutube「ガンダムチャンネル」においてモーションコミックとして公式配信されているコミックシリーズ「SDガンダムワールド 三国創傑伝 蒼翔記」は曹操ウイングガンダムの生い立ちを描いてゆく作品であり、若き日の曹操達の物語が描かれている。
第1話
曹操ウイングガンダムの勢力と袁紹レッドウォーリアの勢力によるギ・エリアの支配権を巡る戦が起こる8年前。多くの会社が並び立ち、血を血で争う経済戦争が繰り広げられている最中の経済地区ギ・エリア。
曹操はその中の一つであるトリニティ加工会社の跡取りとして生まれ、ライバル会社との争いに四苦八苦する父親の姿を見て育った。
この時代の曹操の年齢については本編より幼く思われる容姿で描かれており、幼馴染との関係を問われて「ただの学校の同級生」と答えるなど少年期らしき描写がある。
若くして周囲の人物から「天才」「エリート」「成績優秀」と異口同音に讃えられるほどの明晰さを発揮しながらも、曹操は腕っぷしの強さと素行の悪さで有名な兄弟であり力を持て余していた従兄弟に当たる夏侯惇トールギスⅢと夏侯淵トールギスをスカウトし、独自の自警団「ブルーウイング」を結成し街の平和を守る活動を行い強盗団を捕まえるなど荒事に明け暮れる日々を送っていた。
ブルーウイングとしての活動に対し、いずれは「自身の父の会社の子会社の社長の息子として自らに従うことになる者」と曹操を見下す袁紹は「(いずれ自分に従う者として本来学ぶべき会社の経営やトリニティ精製技術の研究を差し置いて)こんな不良まがいのことを……!」と強く否定しており、夏侯惇は「実は袁紹のやつが言ったことも一理あるな……」「エリートのお前がオレたちと一緒に自警団などをやる理由がわからん」、夏侯淵は「たしかにな。お前なら放っといても会社の社長なんだろ?成績優秀なんだし」などとブルーウイングの構成員からすらも曹操の思惑を図りかね疑問視する声が挙がる。
実は曹操はギ・エリアで繰り広げられる企業間の争いによる急激な成長と引き替えに貴重なエネルギー資源であるトリニティが異常に消費され「このペースで消費を続ければあと10年でギ・エリアのトリニティは枯渇する!」とすら危惧するほど近い将来にギ・エリアのトリニティ供給そのものの大きな危機が迫っていることにこの時点から気付いており、「大人達が自分の会社のことだけで必死で己の利権のために小競り合いを繰り返し誰もトリニティ枯渇の危機に気付かない」中「すべての企業をひとつにし、トリニティを正しく管理する」ことによりトリニティ枯渇の危機を解決することを望み、「ギを手に入れ、世界をひとつにする」ために必要な強さを手に入れるためあえてブルーウイングとして夏侯惇と夏侯淵と共に戦っていたことを二人に明かし、「曹操の描く未来についていこう」と決意した二人から主君とすら仰がれるほどに心を掴んだ。
関連タグ
曹操ガンダム:『SDガンダムワールド 三国創傑伝』と同じく「『三国志演義』を元にした物語を、三国志演義の登場人物と『ガンダムシリーズ』兵器の機動兵器をモチーフとしたキャラクターで描く『SDガンダムシリーズ』作品」である『BB戦士三国伝』における曹操をモチーフとした登場人物。こちらは曹操に加え『機動新世紀ガンダムX』に登場するモビルスーツであるガンダムダブルエックスを演者としている
(イラスト手前側の左腕で燃え盛る剣を掲げた人物)