妖獣ズール

ようじゅうずーる

TVアニメ版・デビルマンに登場する敵。

概要

第7話「「恐怖の人形使いズール」に登場。関西弁を話し、洞窟の中で人形を作り、チマチマいたぶることを好んでいる。彼が作った人形はモチーフとなった人物とシンクロしているが、一度その人間を見ないと作ることは出来ない。悪魔王ゼノンから「人間どもに生と死の堺に立つ恐怖を味合わせること」を指示される。

手始めにバレーボール選手を真っ二つに引き裂いて遊んでいた。その後、妖獣アビルと共謀し、彼に氷村巌(妖獣ヒムラー)が描いた美樹の肖像画を盗み出させ、それを元に彼女の人形を作った。

しかし、ラジオで「巨大な謎の隕石にカーレーサーが人形のように押しつぶされた」というニュースを聞いた明によって気付かれてしまう。

その後、アビルによる時間稼ぎの最中、美樹の人形を始末しようとするが、紛失してしまい(本当は足元に隠れていた)、アビルがデビルマンに敗れると、寸でのところで美樹の人形を見つけ、始末しようとするが、デビルマンに見つかり、谷底に落とされてしまった。

また、彼が作った人形たちはデビルマンによって洞窟ごと封じられた。

声を演じた永井氏は今作でもアルフォンヌ先生を演じており、作中ズールが人形作りに飽きて、彼の人形にいたずらをするという展開があった。また、これ以前にも永井氏は妖獣フェイラスを演じている。