概要
CV:中村獅童(映画版・TVアニメ版)、福島潤(TVドラマ版)
13柱中6位の死神。オス。主人公・夜神月が拾ったデスノートの本来の持ち主。因みに英表記は「Ryuk」。
退廃した死神界の現状に退屈し、自身の持つデスノートを意図的に人間界に落とす。そのノートを拾い最初の所有者となった月に憑き、何をする訳でもなく月の行動全てを傍観する事を楽しみとしている。
その場しのぎの行動をとることが多いため、論理的な思考が必要なケースにおいては説明に戸惑うこともある(月から「レムの方が残ってりゃ良かったな」とあきれられている)。
だが、死神界の誰も実行したことがない「ノートを人間界に持ち出して人間に使わせる」やり方を特に躊躇もなく実行したり、(効かないと理解しているとは言え)犯罪者が自分に銃を乱射してくるのに一切ビビらなかったり、想定外すぎる出来事によって追い詰められた長年の相棒を即座に切り捨てたりと、メンタルの強さ・決断力においては同作の登場人物の中でもずば抜けている。
謂わば、本作における全ての元凶と呼べる存在。
外見は(他の死神と比べて)比較的人間に近く、シルバーのアクセサリと黒い衣装を纏ったパンクロッカーのような出で立ち。猫背であるが、常人をはるかに上回る長身に、頬まで裂けた大きな口、魚のようなギョロ目が特徴。
また、背中には蝙蝠や鴉を彷彿とさせる羽が生えているが、飛行時以外は収納している。
好物はリンゴ。本来リュークたち死神は食事を摂る必要はないが、彼にとってリンゴは人間でいう煙草や酒に近い嗜好品であるらしく、長期間食べないでいると体を捻るなどの禁断症状が出る。
人間界のリンゴは「ジューシーでウマい」とのこと。因みに死神界のリンゴは乾いてピーマンのように萎んだ形をしている。彼が人間界へ持ち込んだものをミサが試食したが、ジャリジャリした砂のような食感でとてもマズいらしい。
読切版でも設定はほとんど変わらないが、目の周りの隈取が無いなどデザインが少し異なる。