CV:大坪由佳
概要
黒髪のショートカットで、急いでいても「校則違反になるから」と廊下を走らないほど非常に生真面目で正義感に満ちた性格。
『正義感』と言えば聞こえはいいが、彼女の正義は秩序においての正義で、逆に秩序にそぐわない者には容赦ない。言い換えれば頭が固い、人情味が無く、即ち『融通が利かない』という事でもあり、相手から反感を買ってしまう恐れがあるという事でもある(実際に傍若無人な行為から物凄い剣幕で抗議に訪れたあすかの態度から、疑念をますます抱いて目を付け、トロピカる部を狙い撃ちした様々な行為を当然な事として行っている)。
校内でローラを発見し、トロピカる部の仕業を疑う。トロピカる部の部室を捜査してマーメイドアクアポットを没収する。
過去の因縁も手伝い、あすかからは当生徒会長直属の風紀委員長と当初思われていたが、生徒会長自ら否定していたことから、生徒会とは如何やら独立した風紀委員会と思われる。いずれにせよ各部活動への立ち入り捜査権や違反物品の押収権など、絶大な権限を有していることは間違いない。また、前述のような風紀委員に恥じない徹底した活動ぶりから白鳥百合子からも信頼を得ており、直談判したあすかに百合子は彼女の行為は適切であると主張する。
このツートップによってカジュアルなトロピカる部が槍玉にあげられた事から本校の体制の厳格さを視聴者の心に植え付ける事となった。本編後半あたりで世代交代が行われる可能性もあり、その後の体制がどうなるかも今後の見どころの一つと言える。
もともとは人魚の存在を信じていなかったが、たびたびローラの姿を目撃。他の委員たちに話すも、「仕事の忙しさで疲れている」扱いされ、信用されなかった。この経緯から視聴者からは、今作において、5年前の彼女と同じポジションのキャラクターなのでは?と心配されている。
風紀委員室の謎
「校則その19、校則違反のおそれがあるものを風紀委員が見つけた場合、あずかり、違反であるか学校側に確認してもらう」により風紀委員に没収された品々は非常に多岐にわたり、漫画本やゲーム、ぬいぐるみ、コスプレ衣装などが押収されている。中には二昔ほど前のスケバンが着ていたくらいスカート丈の長いあおぞら中学校の制服(改造制服と思われる)があったが…いつの物だこれ?
中の人について
声を演じる大坪女史は今作がプリキュアシリーズ初出演であり、その事に関して「トロピカっちゃった」とツイートしている。
関連タグ
滝沢あすか:同じ正義感が強いキャラクターだが、こちらは人情を重視する。百合子同様、あすかにとって正美もまた互いに相容れられない人物。
モルダー、あなた疲れてるのよ/みんな疲れてるのか…:第12話ラストで人魚を見たことを他の委員たちから信じてもらえず、「疲れている」と言われたことから連想した人少なからず。