「俺は闇の王国、ジンドグマより遣われしゴールドゴーストなり」
「お前は、お前が命を賭けて守った人間達になぶり殺しにされるのだ!」
CV/鈴木和夫
概要
(画像左端の怪人。)
ジンドグマ四大幹部の1人にしてマッドサイエンティスト・幽霊博士の正体である幽霊に酷使した姿のジンドグマ超A級怪人である宇宙生命体。
自身を強化する為に生体改造した結果なのか、機械的な外見をしており、赤い左目は自身の幻影(ホログラム)を投影する装置が組み込まれていて、左腕からロケット弾を発射する能力を持つ。
更にエレキハンドが全く効かず、スーパーライダーブレイクを食らってもピンピンしているほど防御力も高い。
また、おそらく自身の生まれ故郷、B26暗黒星雲原産の猛毒の黄金色のカビをまき散らす能力も兼ね備えており、スーパー1との初戦において、投影機で投影された自身の幻影を攻撃させ不死身を装い、隙をついて彼にこの猛毒黴を浴びせ、『黄金病』と呼ばれる高熱を伴い体が金色になって死んでしまう奇病に感染させる。
一方、このカビを都内にばら撒き、カビを砂金と誤認し奪い合い、これに触れた者達を次々に『黄金病』に感染させ、人々に黄金病に感染した一也こそがこの奇病を感染させ、蔓延させた感染源だと吹き込み、人々に一也を抹殺させようとした(普通ならジンファイターを引き連れて扇動してる幽霊博士を怪しむのだが、金の雨を浴びた人はそんな事を考えてる余裕も無いし、そんな中で助かる方法を吹き込まれたら縋りたくなるのが心理というものである。ここら辺の描写はやけに生々しいリアリティを放っている)。
今までの和気藹々とした作戦は何だったんだろうか?
幽霊博士の陰険かつ冷酷な性格が滲み出ており、今の放送コードではとても表現できないあろう(仮面ライダーSPIRITSのアマテラスがやったような)残酷な作戦を実行する。
しかし、一也はラーメン屋に変装した谷たちに救出されて失敗してしまい、さらに『黄金病』もチェックマシンにより治療法を確立され、自身の幻影を使ったトリックをも見破られスーパー1の反撃を許してしまう。
最後は『レーダーハンド』の『レーダーアイ』を撃ち込まれ、致命傷を負った所へ立て続けに『スーパーライダー天空連続キック』を喰らい元の姿に戻りつつ、
「スーパー1め、ジンドグマは永遠に不滅だ。悪魔元帥、万歳‼幽霊博士は死なず、ただ消え去るのみ」
という自身の死を認めないかのような某悪の組織の最高大幹部である人物と同じような事(ただしこちらは意味合いが違うが…)を発言しつつ爆死した。
仮面ライダーSPIRITS
石川県・医王山においてスーパー1抹殺の為に猛毒の黄金カビをまき散らし襲いかかるが、サタンドールの催眠術から逃れるため一時視力を麻痺させたスーパー1の機転によりあやまってサタンドールに誤射してしまった所を、赤心少林拳の極意の1つである気配を感じる戦法を心得たスーパー1の『スーパーライダーブレイク』によってサタンドール諸共粉砕され爆死した。