概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する否定者の集団・否定者狩りのメンバー。
容姿
中華風のパーカーで素顔を隠した小柄な中国人。服の前面にエンブレムと同じ逆さまの不と「八极」の文字が書かれている。
人物
闇競売に乱入したうちの一人で、暗殺一家の翁のような危険な雰囲気が漂う武闘家。寡黙な性格に加え、中国語でしか会話出来ない為コミュニケーションを取るのが不便。
古代遺物(アーティファクト)の蒐集を目的とし、自身も多くの古代遺物を所持しているようだが…?
能力
不【調査中】 -UN【調査中】-
言語統一後も中国語を用いるため否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)を否定する超能力者)であることは間違いないが、未だハッキリとした発動の様子はない。
pixivでは
『ファン』だけならば英語の直訳である関連の作品が多く該当する。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、本記事の『ファン(アンデラ)』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
関連項目
※以下、単行本7巻以降の重大なネタバレを含みます。閲覧注意。
「俺を超えたか? 愛弟子よ」
人物(真)
正体はシェンの師匠であり、シェンの妹・メイを殺害した張本人。
しかも動機はファン本人の天下無双を証明すべく、シェンの大切な存在である妹を殺害させ、絶望から強さを引き出すため。そのためには、師匠・ファンを制止しようとしたシェンの兄弟子をも容赦なく殺害するという、作中では神と並ぶド外道でありアンディも呆れる程のバトルジャンキー。さらには例え課題(クエスト)が達成出来ずに終末(ラグナロク)が到来しても、それで神と戦うのも良いと考えているという完全な狂人である。
本来は老人の姿だが、古代遺物(アーティファクト)ライフ・イズ・ストレンジの副作用により150年ほど若返った結果、20歳代の若い容姿で再登場した(170年以上も生きていられたのは本人の否定能力が関係すると推測されている)。
そうして再びシェン達・組織(ユニオン)の前に現れ敵として立ちはだかる。
その強さたるや、
- 素手による一撃のみでタチアナのBM装甲にヒビを入れる(※しかもこの時はまだ時系列的に老人の肉体である)
- 背後からのムイの奇襲をノールックの後ろ足蹴りで返り討ちにする
- 武術の達人であるシェンを単独で圧倒する
- リボルバーの弾丸を足指でキャッチする
と、人間離れした絶技の例が絶えない。そしてファンが真八極と称するこれらの技は否定能力一切関係無しの純粋な武術の賜物である。更に複数の古代遺物(アーティファクト)で武装しており、現時点において間違いなく作中最強候補だろう。
関連キャラ
伏黒甚爾…身体に一切の呪力が宿っていないという非常に稀有な人物であり、呪力が完全に0である事と引き換えに驚異的な身体能力と極めて鋭敏な五感を持つ超人である。
マッシュ・バーンデッド…魔法が全ての世界の中で、純粋な筋肉と格闘術だけで戦う人物。
ダグラス・バレット…個人で“世界最強”を目指す戦闘狂の危険人物(それは「このおれの強さは、おれ一人だけが勝つためにある!!」と豪語するほど、個の強さに執着する無頼漢)。固有能力を使わず肉弾戦で、強者達を軽々しくあしらう程の猛者。
クローン武蔵…クローン技術で現代に蘇った伝説の剣豪。性格は孤高に死闘を求める獰猛さを秘めている。クローン人間だが、最盛期の若い肉体に老年まで培った記憶と技術を併せ持っており、刀を使わず徒手空拳(剣)でも現代の格闘家(グラップラー)を軽く退ける最強の武人その人である。